福井県恐竜博物館、いろいろ備忘録。
同館の目玉の一つは、恐竜ロボット。これまで見たことのある恐竜ロボットと比べると、動きやしぐさは、断然滑らかで繊細!
(ティラノサウルスの動くロボット)
なめらかな動きで、ただ吠えるだけじゃなく、こっちの様子をうかがう素振りを見せたり、じっと目を見つめてきたりもして、愛らしい(笑)。
背後から狙われている人に、”志村、後ろ-!”と教えたくなる。
そして、手懐けてみた。
ティラノ=暴君、サウルス=とかげ、レックス=王。要は「暴れん坊将軍」ってことか?と思い、描いてみた。
最大で全長13mにもなるこの暴れん坊将軍、走るのは遅かったらしい。
(動く恐竜ロボット動画)
そして、福井で発掘された、フクイラプトル・キタダニエンシスのロボットも。
この”福井の北谷層の略奪者”は、少々落ち着きがない。
他にも福井県で発掘された恐竜は複数いる。
(フクイベナートル・パラドクサス)
べナートル=狩人。尻尾がピンと伸びている原始的な特徴と、歯が円錐形(ギザギザしていない)という進化系の特徴を併せもっているので、パラドクサス(逆説の)という名前がついている。
(ティラノミモス・フクイエンシス)
ティラノ=暴君、ミモス=もどき。暴君もどきかよっ!という名前だけど、オルニト(鳥)ミモ(もどき)サウルス(とかげ)類というダチョウ恐竜の類に属している。
骨の形など、あらゆる特徴から”当初は**類と思っていたものが、実は別の類であった”と、多くの調査と研究を重ね、新たな発見に至る驚きがあり、でも、本当のところはどうなんだろう?という余白が常に残る、それでこそ研究のし甲斐があるのかな。
恐竜の”色”、”模様”というのは、まだ、多くがわからないらしい。図鑑やフィギュアは、現在生きている爬虫類、鳥類から推測したもの、あるいはアーティストの想像での着彩。
カラフルだったり、水玉模様だったりの恐竜がいても良いね。
博物館は4時間たっぷりの滞在。バスは帰路途中、道の駅「越前おおの荒島の郷」へ寄った。
福井の名物の一つは、あげ。青豆の厚揚げと、どっしり系がんもを買った。どちらも美味しかった。
夕飯にと買った、焼き鯖寿司、まいたけ(これも地元名産)もなかなか美味しかった。
職場のおみやげは、「けんけら」という、きな粉菓子。イメージとしては、げんこつ飴を、薄く平たく伸ばして焼いた、固い煎餅みたいというか。一口食べるとクセになる。
福井といえば、やっぱり羽二重餅。だけどちょっと変わり種で。
締めくくりは、道の駅にあったバームクーヘン工房「森のこしかけ」のお菓子が、お土産として配られた。
こういうのも、日帰りバス旅行ならでは、だね。
おしまい。