中国会社あるある | 100回死んでも足りない女

100回死んでも足りない女

恥の多い人生でした…
人格障害が会社を経営したら

取引先の中国の会社の正式名称がわからない…

担当者の名刺に記載された社名とホームページの社名が微妙に違う

契約書の名前もうっすら違う

輸入代金の口座名もこれまた違う。

 

オタクの正式名称はなんなの?

と現地の担当者に聞いたら

「私もわかんないんですよね、組織がすぐに変るから。

今、私、子会社の社員ってことになっています」

 

実は中国のこういうところ嫌いじゃありません。

「会社は誰のもの?」の質問に、あっさり「会社は金を儲ける道具」と即答しそうな、

日本の資本主義が、生ぬるく子供じみて見える徹底した資本主義の精神。

 

初めて中国人と一緒に仕事をした時、彼らの情熱に圧倒されました。

一人一人の熱量が日本人と比較にならない位高い。

日本とは全然違う国家体制の制約のなかで、あれだけのビジネスを展開する中国人

変わり身の早さといったら失礼ですが、流れを読んでバンバン姿を変えていく適応力は学ぶところが多いです。

 

15年以上前、中国の会社へ訪問した時です。

会社までの送迎の車の中、中国側の担当者が「喉が渇いたでしょう」と

道端の掘っ立て小屋のような個人商店に寄ってサトウキビを買ってくれました。

長い竹竿のようなサトウキビを目の前で捌いて山のように渡され、これを噛んで水分を取るのだと教わりました。

歯が折れそうな固さにコッソリ捨てられないかと思いましたが密閉した車中で捨てる場所がありません。

1時間以上の長い道中、諦めて我慢して噛み、ようやく到着した時にはすっかり顎が痛くなったのも懐かしい思い出です。

 

訪問するたびに新しい地下鉄や道路が出来ていた中国

オシャレなカフェやレストランが立ち並びます。

もう素朴にサトウキビをふるまわれることも無いのでしょうね。