先日、小学生の娘が「宿題あるのに学校に分度器を忘れた!」と大あわて。
でも数年前にメキシコで買った定規セットを引っ張り出し、事なきを得ました。
海外から戻ってみると、日本の文房具って品質が良く、何かと気が利いていることに日々驚きます。
鉛筆がばきばき折れないし芯がずれることもないし、ノートは軽く開きやすいし印刷ずれもないし、糊はベタベタぱきぱきにならないし
…基準が少々おかしいのは承知!
とはいえ、突っ込みどころ多めなメキシコの文房具も、思い返せばユニークでなんだか愛らしいものです。
■定規コンパスセット①
娘が3年生の頃、用意するよう学校から指示があり買いました。
Mapedというフランスの文具メーカーのもので、メキシコ製。
この、日本ではあまり見かけない薄い赤色が懐かしい♪他に青、蛍光緑があったかな。
けっこう大きくて、専用のケースもないから、ジップ付きのビニールバッグに入れて持たせていました。学校に置きっぱなしなのでそれでOK。
このドラえもんカラーのコンパス、最初は使い方が謎でした。
まん中の円盤を回すと金属の棒が回転し、ねじの要領で脚が開閉します。幅がしっかり固定されれていいのかも?
ただ針が鈍いからかそもそもバランスが悪いのか、使いづらいです…。
■定規コンパスセット②
こんな、ケース入りのタイプも、自分用にメキシコで買っていました。
一見、日本にもありそうなタイプに見えますが、シャーペン部分がいまいちで、芯がすぐ引っ込む致命的な欠陥があり
もう一つ惜しいのが、この定規
インチとcmが併記されています。
メキシコはメートル法ですが、こういうのも時々見かけました。
長さと見やすさは私の用途にぴったりだったのですが、インチ側の16分割の刻みが何ともややこしくて、さっと長さを測ろうとして逆の目盛りを見ていたことがしばしば。
インチを測りたい場面がよくあるなら、便利かもしれません。
■定規
これもMaped、日本で今でも使っています。
かつて買った頃に友達も同じものを使っていると娘が言っていたから、あちらで定番だったのかな?くにゃくにゃ曲げられる素材で、折れにくいし、曲線も測れると謳っているみたい。
学校から指定された20㎝は手持ちのペンケースに本来入らないところ、ぐにゃっとまげて持たせられたのは我が家には好都合でした
日本Amazonでも発見!
かわいくて丈夫なので、悪くないですよ。
ちなみに、日本で子供が使っているコンパスと、定規セット
何てことのないように見えて、鉛筆が付け替えられる仕様、針を保護するカバー、収めやすく持ち運びやすいケース…至れり尽くせりですね。