子なしに関係する本・映画・ドラマなどを考えます。
ママにはならないことにしました / チェ ジウン【著】/オ ヨンア【訳】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)
韓国の選択的子なし女性(パートナーあり)の本です。
この本では17人の韓国人女性から話を聞いているんですが、
ほぼ全員、パートナーがいつつも専門的職業を持っている。
医師、弁護士、教員、IT企業勤務、公務員、アーティスト・・・
自分自身との距離を感じて、「子なし」だからってひとくくりにできないと、あらためて考えさせられました。
前に読んだ、
まんが 子どものいない私たちの生き方 ~おひとりさまでも、結婚してても。~ | 森下えみこ, くどうみやこ | マンガ | Kindleストア | Amazon
この本には「非」選択的子なし女性も多く、専門的職業の女性はあまり出てこなかったような。
とにかくこのまんがのゆるーい感じの登場人物と
『ママにはならないことにしました』の登場人物の差、描かれ方の差ともいえるのだけど、日韓の差をすごく感じました。
韓国の出生率は1未満というすごい状況ですが、「選択的」の率も日本に比べて多いのでは。
また著者がアラフォーなので、
アラフィフの私自身とは見ている世界が違うというか。
著者や出てくる17人の女性たちにとって老後はまだまだ遠い未来のことのようで、ほとんどそれに関する不安や対策は出てこないです。
ただ、各章で著者が影響をうけた子なし関連の図書が紹介されていて、読んでみたいものがたくさんありました。
それなのに未邦訳ばかり。著者は原文で読んだか、韓国語には翻訳されているということ?ですよね。
ここら辺も日本、遅れちゃってるな~と思った次第です。
この本に出てきた読んでみたい本リスト 未邦訳
『ママになることを飛び越えて』
(Beyond Motherhood)
『私は子なしで生きることにした』
(Selfish,Shallow, and self-absorbed: Sixteen Writers on the Decision Not to Have Kids)
『私は子どもを産まないことにした』(Couple without kids)
などでした☘️