2013年も残すところあとわずか。

上海にいた頃、年末年始はどうするのかという連絡をいくつかもらっていたのを思い出す。

中国での年越しとは日本とは異なり、春節を越すことを意味している。

春節という言葉よりも旧正月という言葉の方がピンとくる人も多いかもしれない。

振り返っていると、こんなニュースがあった。


春節帰省ラッシュの鉄道チケット予約が開始


毎年この春節を迎えるにあたり、中国人のほとんどは帰省することになる。

そのときの移動人数は、のべ10億人とか15億人とか言われるほどの大移動があるシーズンなのだ。

そんな膨大な数の人が移動するわけだから、もちろん高速鉄道のチケットや飛行機のチケットを取るのも一苦労となる。

相次いですぐに満席になれば、価格も通常の2倍や3倍というのも当たり前である。

そのチケットを求めて、2013年も販売開始直後に長蛇の列ができたのが話題になっていた記事だ。



中国の国土は日本の約20倍。

当然、移動するのも大変なので、我先にと人が溢れる。


それから、価格が高騰するので、飛行機や高速鉄道で帰ることのできない人も出てくる。

そういった人々はどうやって帰省するのかといえば、バスを使うのが一般的だ。

春節のシーズンは多くのバスが各地方へ向けて出ている。

また、バスといっても日本で見るような夜行バスとはちょっと違うのも事実だ。

もちろん、同じようなバスも出ているが、日本ではもはや走っていないようなマイクロバスを見かけることもある。

その分、料金は上海から4~5時間かけて帰省する人でも80元(約1,350円)程度と格安。


春節の帰省に向けての準備に入る時期、多くの企業でも見ることのできる光景がある。

日本だと年末に仕事納めとして大納会を行う企業が多いが、中国では春節前に年会という名称で行うのが一般的だ。


春節の前にボーナスも支払われ、ホテルの宴会場を貸し切って社員で食事をする企業もたくさんある。

会場の外には果物や会社のノベルティーが入った紙袋を準備して、年会が終わるとそれを持って帰るというのもよく見かける時期になるのだ。


上海の年明けには1日中花火が鳴り響いたりと、かなり大盛り上がりなので、一度は味わってみてもいいものだ。

2014年の年明けはPM2.5の影響で微妙かもしれないが。。