上海にいた頃、友人から「福田市場」という卸売市場の様子が日本で紹介されていたと連絡があった。

福田市場で安く物を仕入れて、日本で転売するという、せどりビジネスが取り上げられていたようだ。

かなり大きな卸売市場だとのことで興味があり、早速行ってみたときのことを今回は書こう。



「福田市場」へは上海から高速鉄道で約2時間30分。

义乌(義烏(イ―ウ―))という街にある。



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高速鉄道の駅周辺は閑散としており、こんなところにそんな大きな市場があるのだろうかと思わせるほどだ。

そして、タクシーに乗って福田市場へと行き先を告げると、何区の館に行きたいのかと聞き返された。


ほぼリサーチなしの飛び込み状態で行ったので、その場で知ったのだが、どうやら福田市場は4つの区域に分かれている。

区によって売られているものが違っていて、アクセサリー類、化粧品、日用品、靴、帽子など、とにかく何でも売られている。


とりあえず1番近くの館へ行ってく欲しいとお願いすると、1区だと運転手に言われた。

上海ではタクシー料金は初乗り14元(約230円)と決まっていますが、义乌(義烏(イ―ウ―))では運転手の言い値だとのこと。

20元(約320円)と言われ、高いのか安いのかも分からないまま向かいました。


そして、タクシーで15分程度走ると1区の建物へ到着した。



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噂どおりの大きな建物だ。

中に入るとこんな感じになっている。



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こちらが1区の建物のフロアマップ。

ワンフロア当たりの面積もかなりものもですが、それが5階まである。



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これだけでは分かりにくいかもしれないが、4区を全て合わせると5万店の店舗があるという規模。

とにかく大きい。

真っすぐに伸びる通路の端は確認できない。

その通路の両脇にこれでもかというくらいの店舗が乱立している。



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大きさに圧倒されながらも、1区は欲しいものもなさそうだったので、日用品や靴、帽子などが卸売されているという4区へ向かった。

1区からはタクシーで5分程度。

到着すると4区も1区に負けないくらい、大きな建物で内部も所狭しと店舗がズラッと並んでいる。

こちらの写真は日用品が売られているコーナー。



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買いに来ている人はウイグル地区や中東系の褐色の人種、欧米系の白人、もちろんアジア系の黄色人種と多彩。

その中には何回も来ていて慣れている人もいるようで、折り畳みの自転車を組み立てて館内を自転車で回っている人もいた。


バラ売りはしておらず、ほとんどの物品が最低100個からといった大量仕入れになるこの市場で、普通に歩いて回っていては疲れるのは目に見えている。


最低ロットが1,000からという物品も多く値段と数量は交渉次第だが、せっかくなのでビーチサンダルの価格を聞いてみた。

こちらが数ある中から聞いてみたお店である。



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こちらのお店では2,000足が最低ロットとのことだ。

2,000足をお買い上げで、1足が3.3元(約53円)。

あくまで一番安い素材で日本までの送料もかかるが、この値段はお買い得だろう。


見た感じでは、500円くらいで売れそうなビーチサンダルもたくさんあった。

もちろん、それ以上での取引き可能だろうなと思われる品もあった。


このお店では珍しくバラ売りもしているそうで、こちらの商品は1足からでも購入可能だそうだ。

やや割高にはなるが、それでも10元(約160円)程度。



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何度もくり返すが、とにかくどこの区の館も大きいのである程度仕入れる物品を定めてくる場所であることは間違いない。

また、店舗数もとにかく多いので絞り込むのも一苦労だ。

いい店舗に巡りあう運も必要になるだろう。


せどり(転売)で生計を立てている方や今から始めようと思っている方には知っておいて損はない市場なので紹介まで。