ブログネタ:[年末]大掃除終わりそう?
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全く 終わるはずも無い。
うちはイエネコ3匹にヒト1頭たまに2頭だ。
あたしは、出来がいいからもう汚しやしないが後は未熟といおうか、雉トラのリバース、黒の破壊活動で汚すのは得意、掃除のほうは、ほぼ猫のしばとらだけだからな。
その上今年の暮れは、カアチャンがやってきた。
カアチャンは、入院の影響で筋肉を減らし、不運にも入院した病院に耳鼻科が無かったという理由で、入院の間放置されたままとなった中耳炎の後遺症で三半規管がいかれててふらつきが出るので、歩くのが難しくなり、またまた不運にもそのまま介護保険を使うために入院時の主治医に引き続き主治医となってもらったところがどうやら骨のもろさについては経験が浅い医師であったのか、こけたら骨折、片手での杖つきも危険、(リハビリは危険)と診断されてしまい、結局リハビリはどこも引き受けてくれなくなってしまった。
だけどただ生活を続けるだけで歩かねばならないことはあり、手引きの無いまま必要最小限に歩いているうちにカアチャンは何度と無く転び絶えることなくといえるぐらい打ち傷、擦り傷をこさえ、以前と変わりなく使い慣れた片手でつかう杖を使い続けたが。怪しいといわれた肩も壊れることも無く、玄関口を出られるように段差を少なくしたセメントの階段でも転んだけれど、やっぱり骨は折れなかった。
結局、診断がとんでもなくとんでもなく誤診といって間違いないくらいに慎重だったために、カアチャンは誰にも手ほどきを受けることも弱った筋肉を体重ほどの重荷でないもので楽なとこから鍛えさせてもらうこともできないまま、ころんでは怪我することを重ねながら、手すりに持たれて歩くことばかりになれて、結局良くなるというほどには戻せなく、とうとうまたの冬を迎えてしまった。
悲しいことに・・・冬になると、コタツで寝ないわけにはいかないくらいカアチャンの部屋は寒い。
このままリハビリができぬままコタツで寝るようになると、もっともっと運動量は減り、筋力は弱くなり、次には寝たきりを迎えてしまうだろう。
それどころか、尿漏れ用のパンツの中でぬくぬくと細菌を繁殖させて、次の春を迎えるころには今年の春と同じように腎盂炎で倒れて、また入院させられ、筋肉をそぎ落とされ、リハビリさせられない範囲での怪しげなリハビリで入院を引き伸ばされ、その後は転院を重ねるだけの終わりなき入院生活に誘われることになるに違いない。
このまま同じ場所で同じ病院にかかるリスクと、そこにつながるとコタツ寝の生活を断ち切るために、
そしてリハビリは無理などという誤った診断から逃げ出すために、
カアチャンはあたしたちと暮らし始めた。
しばとらは、秋のうちにはカアチャンを迎えたいと思ってはいたが、長い長いそれまでのママちゃんとかのことで無茶苦茶になっていた家の中は、とても片づけが付くなんてわけにはいかないまま、一日伸ばしにと冬へとずれこんでいったのだった。
カアチャンがくるまでに片付かなかったものはほぼどうにもならないが、それでもカアチャンをコタツ暮らしからは引き離さなければならなかったというわけだ。
カアチャンとしばとらとの暮らしは、これまでの気楽な一日二食程度のゆるゆる猫生活とは違う。
カアチャンのための一日三食きちんと栄養士が付いてる並みの食事のおさんどんと、
トイレまでのお供と、
もたれ歩きの弊害からの脱却と運動不足の解消のために、やれごみだしだやれ買い物だと理由を付けてカアチャンを連れ出して二本杖での歩行訓練に付き合うのとだけで、
お昼寝は完璧に失われ、朝寝坊も完璧に失われ、増えたのは夜更かしだけとなった。
まあそれでスケジュールは埋まったわけだから、大掃除の出る幕はない。
猫の手は大してどころかちっとも役には立たないものだ。。。
