ブログネタ:歯並びいい?
:★★★☆☆(白星
)
私はいい 派!
あたしはぴちぴちの19才にやっとなったとこだ。
数えだと二十歳 成人式のおとしごろだ。ヒトならにゃ・・・
だけどどうやらヒトだったら
ここ によると 102歳にゃ!
ここ と ここ と ここ と (他多数) によると 92歳にゃ!
ということは・・・しばとらのママやかあちゃんよりまだりっぱな年寄りといううことにゃ。
となると、あたしの歯はりっぱなものである。
ひとつも抜けたりしてにゃい。
どうだ、うらやましかろう。ほいほい。
歯石ががっつりついたとこもあったけど、あたしたち猫となると、歯石とるにも全身麻酔が必要らしく、とうとうとらずにここまできた。
そしてちょっと心配されてるこんにちに至って、(ちょっとおとなしくなっちゃったから・・・)
しばとらに大きなはさみでちょこんちょこんと叩かれてすっかりじゃまな歯石を取り除いてもらっちゃった。
さて、すっかり歯石がとれて大満足のしばとらと押さえつけられてちょっと不満の残るあたしだったが、すっきりしたあたしの口の中を覗き込んで、しばとらときたら
立派な歯やねえ・・・
どうだ、うらやましかろう。ほいほい。
あたしの歯はひとつもぬけちゃおらん。
牙だけはがっつり使ってきたから先がちょっぴり欠けてるけど、勲章みたいなもんだ。
なんといってもあたしは、部屋にどやどや入ってきた大男に飛びかかってがっつり食いついて悲鳴をあげさせたつわものだったのだからにゃ。
(まあ、その大男は、泥棒でも強盗でもなく、ママを助けに駆け付けた救急隊のひとだったけど・・・)
おととい、あたしの歯をうらやんでたしばとらは、おとといのあしたのあしたになって、あたしの歯を磨いて濡れたあたしの体をすっかり乾かしてから、
この歯が欲しいけど、抜けても無いからもらえないね。
乳歯の一本も落としといてくれなかったからそれもない。
この爪が欲しいけど、抜くこともできないからもらえないね。
この尻尾が欲しいけど・・・やっぱりもらえないね。
このまるくて平たくて優しい、優しい目玉がついてる頭蓋骨が欲しいけど、どうにも貰えそうにないね。
そんなことをつぶやいた。
どうだ?
うらやましかろ?
立派な歯とすばらしい歯並びだぞ。
ちっちゃな前歯もひとつも欠くことなくそろってるのだぞ。
だから、こんどあたしに何かくれる時には、あれ食べちゃだめとか、しっかりこれを食べなきゃとか言わないで、
なんでも好きなものだけを好きなだけ食べさせるといいのだぞ。
92歳でこんなに立派な歯なんだからにゃ。

