ブログネタ:ベッドで寝てる?布団で寝てる?
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二段ベッドは快適である。
上の段にいれば、あたしたち猫はとても優越感にひたれる。
しばとらが机に向かって何かしとるのとかを、上の段から見下ろしながら寛ぐ。
下の段にいれば、電灯のひかりも陰り、人間よりたくさん寝なければならないあたしたち猫が人間と一緒の部屋でくらすのに都合がよい。
早々と羽毛布団に埋もれて眠り、しばとらが動いた時だけ、
うにゃ・・・ とか鳴いて相手をしてやればいい。
猫が三匹いたって、部屋が狭くたって、二段ベッドがあれば寝る場所に困らない。
上の段から壁とベッドの隙間をにゅるんと抜けて、下の段で寝始めたしばとらの上に乗っかる。
眠り込んだしばとらが寝がえりを打つのが具合が悪いなら、起きだして机を踏み台にまた上の段に戻ればよい。
夏には冷気が降りる下の段、冬には暖気が昇る上の段と使い分けることもできる。
三匹の猫が一匹の人間の上に寝たのではいくらなんでも重すぎると不平を言われることもあるが、二段ベッドならそんな時もどこか快適に寝られる場所をすぐに見つけられる。
さらに、しばとらは入り込まない、ベッドの下のスペースもなかなか魅力のある場所だ。
ああ、まことにベッドは快適である。
