好きな昔話、童話 ブログネタ:好きな昔話、童話 参加中
もうながいこと出かけてないんですが、国立民族学博物館 は常設でとてもいちんちでは見きれない面白いとこなんですよ。
昔話っていうと、いまでこそ本で読む。わけだけど、もともと語り継がれたものですよね。
いまでもあると思うんですが、日本各地の方言で語ってくれる昔話を聞けるのがありまして、同じ昔話をなんども違った語り口できくのが好きでした。
内容はよく知ったものだし、意味はわかるのだけど、やっぱり、じいちゃんの語ってくれたような言葉で聞くと、ずうんと心にひびくのよね。
内容がわかるってことでなく、なじんだ知った言葉だと、言葉の中の心が伝わるのかしらね。
そういえば、故郷を離れて暮らした時、ぼっこりへこんでつらかったとき、そこでできた友達が慰め励ましてくれたことはわかっても、つらい気持ちはどうしようもできなかったのに、故郷の友達の、こっちの事情も知らないで、笑って語る言葉が、あったかくて、胸が熱くなって力がわいてきたことがあったっけ。
でね、その日本各地の方言で語ってくれる昔話。これがいくつもあるわけじゃない。
その昔話が「桃太郎」でした。
そういうわけで、すきな昔話をあげるなら、読みたいわけじゃない、また聞きたい。
ほんとに聞きたいのはおじいちゃんの語る だけど、おじいちゃんはもういなく、思い出の奥にあるだけなので、いなかの言葉で聞かせてくれるので、
「桃太郎」です。
いまでもあるのかな・・・