ブログネタ:料理する?
参加中だあいどころにお付き合いして、いろいろと注文をつけてね。しばとらに料理をするようにすすめますのよ。
たしか冷凍庫にホタテがあったじゃない。あれ出して食べようよ。
しばとらは、ホタテのだしで海藻とトマトとか胡瓜とかでスープにする。
あたしは、ホタテの結構な分量をふんわりあたためたくらいでいただく。お皿の前で待機よ。
買い物袋のささみ、早速なんとかならないの?
しばとらは、ちょっと湯引きでからし酢味噌をのっける。
あたしは、いいところを生のまま引いてもらっていただく。お皿の前で待機よ。
ほかほかご飯はしおにぎりにしといたらどう?
しばとらはほんの1点サイズの小さな三角おにぎりをこしらえて、焼き海苔をたっぷり巻く。
あたしは焼き海苔の端っこをしっとり濡らしてもらっておいしくいただく。
たまにはおにぎりに巻かれてしっとりしてきたところをかじる。
季節の秋刀魚は、さっそくしばとらは塩をしてしまう。
ねえ、塩がまわるのを待つうちに、グリルでこんがり焼くまでに、もう一匹はお刺身なんかどう?
しばとらは、3枚におろして、背と腹の間の骨を身ごと切り除いてすいすいと切った身を、ただお醤油でつるつると食べる。
あたしはもちろんそれより前に、お醤油なんか付けずにつるつると食べる。
そしてしばとらは、こんがりふっくら焼けた秋刀魚のワタと脂を味わうようにあつあつを腹身から食べ、
あたしは、ほぐれた背の身から湯気が上がって、それがおちついて、すっかり冷めたころに取り分けてもらえるまで、お皿の前で待機よ。ときどきちょっちょっと爪の先でひっぱってこようとする。
もうそろそろおでんの季節で、ちょっと横のお鍋には、ある日は大根が、ある日はこんにゃくが、平天が、鶏手羽元が、ゆらゆらぐつぐつしている。
海老もいれるとなかなか美味しいらしいけど、その時ばかりは、駆けつけて、今入れたのが欲しい!とジーンズで爪を研いで主張。
皮が赤くなっただけで、中身がちょっと温まっただけのまだ生で半透明のぷりぷりした海老を引き上げてもらって、刻んでもらうまで、お皿の前で待機よ。
そうこうしているうちに、しばとらの分もふんわり火の通って、それも欲しいあたしと、死守するしばとらのたたかいになる。
あしたまでおいた良く煮えて柔らかい海老は、しばとらだけのお楽しみ。
