ブログネタ:一番好きな虫は? 参加中あたしだって猫だ。だんごむしちゃんは可愛い。鉢植えの底から出たり入ったりすれば、細く研いだ爪の先で出ていらっしゃいなとひっかけだしたりする。大急ぎで走ってもゆっくりな細い細い数知れない足も不思議だが、ころりんとボールに変身するのも不思議だ。
とはいえ、猫だって丸くなるのは得意ではあるが。
しばとらが、困った顔で鉢をひっくり返す時には、たいてい白くて曲っていて、背中がぼんやり灰色の6本足が妙にそれだけ長い虫がでてくる。そのうちコガネムシになるらしいけどその様子は見たことがない。
うちのベランダにはいないが、バッタちゃんとかコオロギちゃんは、ゴキブリ以上に活動的で瞬間移動ができるらしくお出会いすることを思うとわくわくする。
うちの中のひそかな人気者は黒ににたハエトリグモだ。
だけどあたしは、魔女になる猫だ。軟膏だってねりねり作るのだ。
ミツバチさんの拵えた蝋を溶かして軟膏をねるのだから。
軟膏ばかりじゃない。
丸薬をねるのは蜂蜜だ。
感謝をこめてミツバチが好きだと言おう。
蜂蜜も蜜蝋も大切な薬に数えられている。
それどころかミツバチのこもいくら食べても長年食べても体を損ねることのない、健康に有益な薬だという。
あたしはミツバチのこを食べたりはしない。
刺されるのを恐れてでなく、たまに出会うことがあっても、たたき落としたりしないように気をつけよう。
