ブログネタ:好きだと確信する瞬間は? 参加中
同居人に聞いたことがある。
逆毛のリケの話だ。
あたしは、ちいちゃな女の子か、女の子代わりのぬいぐるみのそのまた代わりに聞いたのだ。

プースー寝息を立てながらのことだったから、詳しくは覚えてはいない。
それはどこかの王子様の話だった。

巻き毛のリケともいうらしい

結局のところ、王子も王女も仙女から授けられた力によって、幸せを手にするのだ。

けれど、王子の姿が美しいと思っているのはお后だけだったようで、他のひとには以前と変わらない聡明で醜い王子だったそうです。
どうやら恋する心でみれば、どんな醜さも美しさに変えてしまえるらしい、あばたも笑窪な恋の力のお話だそうです。



気にも留めていなかったところが、美しく魅力的だと思わないではいられなくなったとき、心に問うてみれば、「そうだ、自分はあのひとが好きなのだ」と確信できるだろう。

そういやそうだよ。
好きな知り合いの足なら臭いのもくらくらするほどいい匂い。
体に合う漢方薬のにおいなら、他の人にはただの煎じ薬の臭さでも、体に染みとおる効きそうな匂いと感じるわけだ。

そんなわけで良薬は口に苦しでけど、主観的には良薬は口にうましである。



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完訳 ペロー童話集 (岩波文庫)/シャルル ペロー


ペロー童話集 (岩波少年文庫 (113))/シャルル ペロー