ブログネタ:知らないことを、素直に「知らない」って言える? 参加中あたしは、交友が広くないものですから、「知らない」ことは「知らない」というしかありません。
知ったかぶりが通用するほど知らない仲じゃないものと、知ったかぶりが通用しない仕事仲間しかつきあいがないもんでね。
何せ漢方薬の好きな猫に過ぎないので、おしゃべりの内容ときたら漢方薬関連、アルバイト関連、食べ物のこと、それでだいたいおしまい・・・あとは病院できく説明とか・・・
ね、知ったかぶりはできそうにないでしょ。
うふふ、猫はどうせいつまでも3つ子の心・・・
とはいえ、知ってるような知らないような、耳にしたような、噂のようなことって、ふと知ってるつもりで間違って思いこんでいたり、そのことが判明しないまま上っ滑りに会話が成立したりするものだから、知っているらしいままで通り過ぎてきて、あるとき知らなかったことがあからさまになりそうになったなら、・・・おしゃべりの流れ上・・・気まずいよ・・・
向こう向いて毛繕いをはじめたくなる。そんな気持ちは、わかる。
知らなかったことを恥じる気持ちは、大切だと思う。
興味を持っていて、知らないから教えてと言うのは、誰も恥ずかしいと思うことは無いだろう。
子供が平気で知らないと言えるのは、どんなこともまだただの興味で尋ねているからだ。
素直に「知らない」って言いにくいというのは、どこかに恥じる気持ちがあるからだ。
「こんな大切なことを見過ごしにし、知らないままできてしまった。
一緒に働く物として恥ずかしい。」
そんな場合ばかりじゃない。
知らなかったことが、ミスによって発覚し、迷惑をかける申し訳なさとでダブルに恥ずかしい思いをすることもある。
そう思うと、知らないと気付いたら、そのまま知らないと言わないままで過ごすことなんかとてもできない。
仕事でなくても、仲間内でおしゃべりをしているというのに、その内容に禄に耳も傾けずに、はあとかふうとか言って、一緒の時を大切に共有もせずに、いい加減にその場をすごしていたと思うといたたまれない。
そんな気持ちがわかり、職場でも仲間として働いているからこそ、知らないことを恥じながら聞くのだろう。
子供でもないのに、
きちんと整理して説明し、必要ならメモできる余裕のある状態で、教えてもらったことを、さあぎりぎりになって、連絡が無いから尋ねたら、
「何分初めてのことなので何にも知りません。子供に教えるように一緒にやっていちから教えてください。」なんて
何年も前から任せられた仕事なのに、手順通りしなければならないことを、全く重要視していなかったばかりか、重要視しなかったらしく全くそのとおりしていなかったことについて注意されたというのに、
「そんなこと知りませんでした」
「そうする意味が全く理解できません。」
なんて
さらに、丁寧な説明を受けたそのあと1秒の考えることもなく、
「全く理解できません。僕のやり方(踏まなければならない手順を無視すること)がどうしてだめなのかも解りません。」
とうとう、
わからなくても無視してはならない重要な手順だから、手順どおりにといわれたとたん
バカにされたと仕事放棄・・・
と
おいおい、責任者がちゃんとした仕事できとらんと言われて、逆ギレですか。はあ?
いやもう・・・大人になったら素直に言えなくていいんですよ。
素直になんか、そんなバカっぽくなくていいんですよ。
大迷惑なだけですから。
素直な気持ちではとても言えないけど、言おう、言わなくちゃ、・・・
それでいいんですよ。
