原料試験をさんざんに急がされた軟膏の製造について、約束通り仕上げて中間製品ができあがってきた。
中間製品の試験については、急がされてもいなかったし、製造の計画の打診も無かったしでそれなりにちゃくちゃくとのつもりでいた。

とはいえ、原料試験のいきさつがあったので、GW前にはやらんとあかんかなあと思ってはいた。

製造を直接、本来は責任者の計画に従って製造を、している人から明日できたらと思ってるのだけど(明日ですよ!)試験が上がってないならできないからどうなのかなと思って・・・とちらりと様子を聞かれた。

急いでるんですか?

そうやねん。

何にも聞いてませんが?!

・・・・・・・・(やっぱり)

あたしもひょっとしたらで詰めてはいるんですけど・・・そういうことなら明日は確認まで仕上げて明後日にはできるようにしておきます。

で、朝は出られないあたしは、製造に間に合うように責任者にお話をしました。

急いでいるらしいのです、あたしの方は明日は確認ができます。書類をあげるのは後になると思いますが、確認までは終わらせますので、ダメだったと報告をあげないときは、製造してもらえるようにお願いします。もちろん結果がダメだったときはすぐにお知らせしますから。

つまり、明日あたしが残業をしてとにかく結果を出す。そのときにはもういない責任者に、正式な書類を作成して提出して明後日の製造に間に合うようにはできないけれど、大丈夫な確認まではやるからその時点でとりあえず書類が上がった扱いで製造にかかってもらえる
製造にかかっている明後日の朝は、あたしはいないから今日のうちにそこのところの連絡をしておいた。

というわけ。

ところが・・・製造にかかっているはずのその日、あたしが遅く出勤してみると、製造にかかっていなく、そのつもりでちゃんと準備していた、つまり今日に間に合わせて連絡をしておきますと話をしていた製造の方は、手をこまねいて3時間を棒にふっていた。パート勤務の4時間のうち3時間です。

というのも、あたしがしゃかりきで試験をしているそのとき、製造を急いでいるはずの責任者は、様子も聞きに来ず上とも何も話していなかったし、あたしがさっそく連絡をとっておいた品質管理の責任者もあしたは製造にかかれると連絡もしてなかったしで、まさにその日の朝、あたしのいないところで、製造の責任者が後出しじゃんけんのように今日製造したいんだけど中間試験の結果は上がってますか?と聞いていったらしい。
さらにそれにたいして、品質管理の責任者は、さあまだ上がってないけど。と返したらしい。


品質管理責任者:なんかかんちがいしてたみたいで、書類は上がってなかったから・・・
製造責任者:書類があがってないと製造にかかれないとは、わかったんです。で仕方なく・・・



製造の方は、そりゃしかたないし、良かった猫ちゃんができるようにしておくって言ってたから準備はできてるし早速午後からかかれる。あしたも仕方ないから働くことにしたし。

パートの従業員です・・・

なんだ・・・在庫がなくなって困る。お客様に申し訳ない。って思って連絡をとるのはパートのおばちゃんとパートの猫だけなのね。