同居人の腹の上に伏せていた雉トラが、起き直ったかとおもうとけろりと吐いた。
躊躇いもなく、えづいたほどの間もなく、けろりだ。
目の前にというより、ぴゅうと前へと吐きとばした。
同居人の袖と胸とへジャブリ。
ころんころんとカリカリが二粒、一切れの草、あとは水ばかり。
飲んだ水というより胃袋に湧いた水だろう。
そういえばやせっぽっちのくせに、しっかりした体。
さばさばけろりとした強靭さ。
猫はのどが渇いたと言わない。勝手に飲んでいるのはどれほどか飼い主にもわかるまい。
それにしてもこれは五苓散(ゴレイサン)を飲ませたいものだ。
のませたい・・・
のませたい・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(元記事はここね
)

同居人が、黒太郎
やちびのおじょうさん
やあたし
のことを、なにやらつぶやいているみたい。。。
・・・イカスパゲティ
・・・暴力的な「大好き!」
・・・アサリを楽しむ
・・・ カフェオレは要らない
・・・ じわじわと先を行く
・・・ そんな嬉しそうな顔をして・・・
・・・一度にずずずぃっ
と
