マクドナルドでコーヒー。カフェイン中毒には低価格な上におかわりできてコストパフォーマンスが良い。
今日は一つとんで隣りのテーブルに若者がいた。
猫ではない。
モラトリアムでくたびれが見えて来る学生でなく、坊主頭だったのがそこそこ伸びたくらい、体付きもそれらしく真っ白なワイシャツのしたの体躯はたくましい。
紅顔の彼は何やらハンバーガーをふたつ、ドリンクにたっぷりのスイーツ。
若い体は我慢とも苦痛とも思わず知らずそれを食事にしているが、一人暮らしであっても炊飯ぐらいは予約でできよう。
玉子かけご飯に野菜ジュース、少しのミルクで構わない。
いずれくたびれる時を先へ延ばすために、おうちご飯を食べて欲しい。
新しいネクタイもちょっとした事で交わした目礼も、羨んでも手に入らない若さに輝いていた。
