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反応は終わり。滴定の始まり。


この色は、ヨウ素。


何も味のついていないあん、デンプン溶液を指示薬として、ヨウ素デンプン反応の色の変化を利用して、この溶液の中に使われ残ったヨウ素を数える。


ほとんどは油の層に混じった褐色、そして水の層に混じっているものは深い青の少しで、外から見るとほの暗い褐色の液体に見える。

褐色が先ず退き、暗い青が薄ぼんやりとしたブルーグレーへと消えてゆき、ついにはすりガラスのような透明になる。

色味が消えたきっかりそこが、滴定の終わり。