建築模型士の資格試験が始まる  
      ~好きなことをすることで、皆が幸せになるはず~


 みっちゃんが、去年の秋から始めた建築模型の資格試験が始まった。14日に課題が届き、15日から模型の制作に取り組んでいる。2階建てだが、一部に一階の屋根もあり複雑そうだ。今日で三日目。0.1ミリの世界なので、集中して、黙々と作業している。1週間で仕上げなければならない。作業の様子を見ていると、本当に物作りが好きなんだなと思う。
 これからは、好きなことを、突き詰めれる人の時代になるそうだ。AIが単純作業を引き受けてくれるので、一人一人が、自分の個性で、周りの人を助けていく社会になるそうだ。自分が好きなことをして、楽しんで、喜んで生きていくと、その良い波動が、周りの人に伝わり、皆が幸せになる。そんな世界が来る。
 先日、テレビで、先生が不足していて、産休の時に臨時で来てくれる先生の確保が難しく、校長先生や教頭先生が教えたり、生徒の自習時間が増えたりしていると言う。音楽の先生がいないので、卒業式の歌の指導だけしにいく臨時の先生がいると言っていた。
 コロナ禍で、リモートで授業できることに気づいたし、上手な先生のビデオでも知識は学べるし、40人もの生徒を一人の先生が教えるという超過酷なことをしなくてもいいことに、親も子も先生も気づき始めている。神人さんが、「未来には、学校は無くなっていて、先生はいっぱいいて、生徒が先生を選んで学ぶようになる」と言っていた。
 私は中学校の教師をしていたので、学力も興味関心も違う子どもたちを40人も詰め込んで、一斉授業するスタイルは、とっくの昔に崩壊していたことを知っている。校内暴力真っ只中だったから。
 その後失望した子どもたちは、学校に行かなくなった。当たり前の流れだ。学校にいても、ほとんどの子が傷つき自信を失うシステムだから。
 江戸時代は寺子屋だったが、今の学校は、兵隊さんを作る海軍兵学校をモデルにして明治時代に作られた。セーラー服に詰め襟で、「前にならえ!」。個性を無くして、均質な人間を作るのが目的。これも、DSにやられた結果だ。日本の文化や歴史を破壊するのが裏の目的。今、いろんなことが、大きく変わる転換期に来ている。
 今の子どもたちには、好きなことをとことん突き詰めてほしいし、それが、周りの人を幸せにすることを実感してほしい。私たち大人も本当の幸せに気づき始めたから。いっしょに幸せになろうね。