たろうの病院・1回目(2024年6月8日)

 

6月3日にできたケンカ傷は、

化膿して、膿が出ていました。

痛いのかよくなめています。

 

エサもふだんの4分の1程度で、

なかなか食べ進まず、残してしまいます。

 

 

熱もあるようなので、

すぐに病院へ連れて行くことにしました。

 

 

たろうは、野良をしていますが、もとは、どこかの飼い猫。

あっさり、つかまえられ、

たろうは体が大きいので、

ゲージに入れて、車で向かいました。

 

 

たろうは、おとなしくしてるので、

ネットと首輪いらず。

 

体重は、6.45kgでした。

 

 

化膿止めの注射を打って、

治療は終了。

6日分の、飲み薬も出されました。

 

 

たろうは、不安から、

車内でも鳴き続けていました。

 

 

 

マダニ予防の、

フロントライン2本(1300円×2)を含め、

6380円でした。

 

そろそろフロントラインを買わねばと思っていましたが、

こんな状況で病院に買いに来ることになるとは思わず、残念な気持ちです。

 

 

たろうの住む「実家」の駐車場に来ると、

トラックの下に、クロの姿が見えました。

 

 

クロは、毎日、死んだ母猫ブルーを探していて、

この日は、トラックの下で待っているのだと思いました。

 

 

車のスライドドアを開けると、

たろうが、なじみのある匂いに、

キョロキョロしていました。

 

 

ゲージから出してあげると、

走って逃げていきました。

 

 

飲み薬は、次の日から。

注射が夕方だったので、明日の午後に与えます。

「ビクタスss」6日分

 

 

「たろうは、今日は戻ってこないかも」と、私が母に言うと、

「そこにいるよ」と母は言いました。

 

見ると、踊り場にいました。

 

 

近づいてみたら、

クロもいました。

 

 

まるで、たろうを心配して、

寄り添ってるようです。

トラックの下にいたのも、

連れて行かれた、たろうを待っていたのかもしれません。

 

 

ですが、たろうを、ケガさせたのは、

クロ、あなたですよ。

 

 

傷が、じんじん痛いのか、なめています。

 

 

解放された安堵から、

毛づくろいもしだしました。

知らない人たちに

さわられて、やだったね。

 

 

「小腹がすいた」とたろうがいうので、

いつものおやつ、シーバカリカリをあげました。

 

 

ブルーや、レイニーが死期が近いころ、

よく好んで食べてたので、

よほどおいしいみたいですよ。

 

 

 

 

たろうと、クロの2匹は、仲間なのに

オス同士だから、

優劣のケンカをしてしまう。

 

仲良くできないものかなぁ。

 

 

 

 

病院の次の日(2024年6月9日)

 

たろうが、出迎えに来てくれてました。

 

 

昨日のことを、恨みに思ってなくて、

ホッとしました。

 

 

こうして甘えてこられると、

「病院へ連れてってくれて、ありがとう」

と感謝してるように見えてしまいます。

 

 

治療した傷の治りは悪く、

その後、再び、病院へ連れて行くこととなるのでした。

 

(つづく)