いとこのお兄ちゃんの葬儀が、
3月25日(水)と決定しました。
なのに前日になって、老母が、
「あったはずの喪服がない」
と言い出しました。
「○○(母の妹)に貸したままなのかも、
それとも、△△(娘=私の姉)に
貸したんだったかな?」
と母はいう。
結局、母の喪服の行方は分からずじまい。
葬儀は、明日なので、
すぐに、喪服を買いに、
洋品店に向かいました。
私の車の運転で、
まずは、近くの「しまむら」。
母は、喪服コーナーから探したものの、
「上はいいんだけど、
スカートのひだが、若作りで嫌だわ」
という。
じゃぁ、と、別の場所を探し、
リサイクルショップ含め、
ファッションモールで、数件めぐるも、
気に入ったものが見つからない。
遠く離れた場所にある、
「サンキ」にも行ってみました。
なんと、サンキでは、
喪服のそばに、喪服に必要な、
バッグ、くつ、真珠のネックレス、数珠、
たまに必要になる、
黒無地のコンパクトになる布袋まで、
コーナーとしてすべて一緒に
陳列してあるではないか!
私は、前から必要と思ってた、
灰色の真珠ネックレスを買うことができました。
母はというと、まだ、
気に入った喪服が見つけられないでいました。
近くにあった別の「しまむら」にも
入ってみました。
もう、探し始めてから、
2時間以上経過し、
私も母もへとへとになっていました。
葬式が明日だから、なんとしても、
今日中に喪服を買わないといけないので、
頑張るしかありません。
母が試着してる間、
私は、バッグ売り場で、
なんと、大きい喪中用のバッグを発見しました。
A4サイズがすっぽり入るサイズが、
縦型、横型いろいろなデザインのがあり、
豊富です。
これなら、スマホ、デジカメ、
タオルハンカチ、ティッシュなどが、
余裕で入ります。
一般的な、喪中バッグは、
小さくてあまり入らないのです。
いいものにめぐりあえました。
するとようやく、母が試着室からでてくるなり、
「これに決めた」といいいました。
私は目を疑いました。
なぜならそれは、最初のしまむらで、
気に入らかなかったものだからです。
だから、私は、
「それ、最初のしまむらで、
『ひだが嫌だ』って言ったやつだけど?」
というと、「そうだっけ?」と母は、答えました。
疲れすぎて、
わけがわからなくなってるようです。
とはいえ、普通の喪服だから、
はたから見れば、なんの問題もなし。
ということで、やっとのこと、
母は喪服を調達できたのでした。
やれやれ、無駄な労力を使ってしまいました。
明日は、みんなを車に乗せて、
慣れない道を送迎したり、
葬儀に不慣れなみんなを率いなきゃ
いけないというのに、
足が、疲労で、がくがくです。
プレッシャーで、
連日眠れない状態だというのに、
持病の「不安症」と「めまい症」が、
葬儀の間で、再発しなきゃいいなと、
なおさら不安になりました。
ともあれ、
灰色真珠も買えたし、
大きな葬儀バッグも
手に入れられたので、
悪い出来事の中にも、
いいことってあるものです。
話変わって、
女性の場合、喪服が洋装となると、
足元はパンプスかヒールが
一般的です。
ストッキングの足に合わせて、
靴を選ばなければいけないのですが、
なかなか、フィットする靴にめぐりあえません。
私の場合、
歩くと、靴のかかとの部分が足から外れ、
下駄のように、
パカパカしてしまってしまいます。
数分、試し履きしただけで、
靴ずれがおきてしまうほどです。
ふだん、パンプスをはかないので、
選ぶコツをよくわかってないためでしょう。
ともあれ、これでは、かかとが痛くて
歩くのでさえ困難になってしまうので、
自分なりに、解決法を考えました。
ストッキングをはくまえに、
靴ずれになるアキレス腱あたりに
テーピングです。
ばんそうこうでもOK。
肌色なら、はた目にはわかりません。
また
パンプスからかかとが脱げてしまう
問題には、かさ増しに「浅はきソックス」が
役に立ちました。
(※くつからはみ出ないものを)
ストッキングで、靴の中がすべる悩みも、
これで、解決。
座敷に上がるときは、脱いで、
靴のつま先に隠せばいい。
100円ショップのダイソーには、
これらのほかに、
靴の空いたつま先に詰めるものも
売ってて、
便利な世の中になったものだと思います。
これで、身支度は、準備万端となりました。
(つづく)
あちこち見たけど、
ズボンタイプの喪服がほぼ皆無。
年寄りは、ズボンを好む傾向が
あるみたいだけど、
見かけたズボンは、
20センチくらい、あまるほど、
超長かった。180センチ用?
需要がありそうなのに、
販売しないなんて、もったいない。