内視鏡検査と指摘された事 | 直腸がんなど

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2015年、直腸がん(ステージⅢb)と診断。術前化学放射線療法の後、切除手術をし、一時人工肛門でしたが閉鎖しました。治療は終了。2024年現在、再発なし。

内視鏡検査、受けてきました。

 

検査前の下剤を飲む段階で助かった事は、私が直腸膣瘻があるという事などから、小さなベッドのある検査用個室を与えてもらえた事です。本当に有りがたいことです。通常はご高齢の方など特別の配慮が必要な方向けの部屋らしいです。

 

同時に検査された方は怪訝に思われたかもしれませんが、私と看護士さんの会話で、普通じゃない事を察していただけているといいなと思いました。

 

そこからは少々大変でした。

モビプレップをゆっくり飲むのですが、やはりなかなか便が出ません。

前回受けた時ほど、お腹は痛くなりませんでしたが、出口が詰まったような感じで、お腹は張るものの、いきんでも出ないのです。

一応、3日前から、食事には気を使ったつもりでしたし、前日は低残渣食にしましたが、その程度では私の場合ダメでした。小さな検査室で体操したり、ウロウロしたり、、、。

結局、オムツをしたまま、ベッドに横になると、少々出始めました。

 

心配していた膣瘻の影響はあまりなく、出始めてからは、普通の排便状態でした。

 

モビプレップ1リットルと水を飲んでも、まだ水様便にならず、追加でモビプレップを飲み、時間はかかりましたが、何とか検査できる状態になりました。その間、オムツを履き替えること2回。個室で本当に助かりました。

 

朝9時からスタートして、13時前くらいまでかかりました。

 

同時にスタートした他の検査者の方は皆さん、終了されていました。

 

ようやく内視鏡検査が開始しました。

 

開始早々、先生から

 

「狭くてカメラが入らない。」とのご指摘が!

 

「かなり狭いですね。これでは便秘になりやすいでしょう。」と言われました。まさしく、その通りです。

 

急きょ別のカメラでトライして下さる事になりました。

 

「入りました。検査できそうです。」という事で検査スタート。

 

今回は、鎮静剤?というか、痛みを和らげる薬なしです。ドキドキのまま始まりました。

 

途中、かなり苦しく、逃げ出したくなりましたが、どうしようもなく、看護士さんの手を強くにぎってしまいました。

 

そして、気になっていた瘻孔の場所について、詳しくみて下さいました。

 

しかしながら、穴は発見できませんでした。

 

「これかな?」という”窪み”はあったので、そこを詳しくみるということで、造影剤?を注入して、レントゲン?の様な検査を追加でして下さいました。

 

それでもはっきりとはしなかったようです。

 

何はともあれ、終了しました!

 

急きょ、造影剤?を注入したので、検査後もまたオムツが必要でした。

 

とりあえず、ポリープはなかったようです。

 

詳しくは後日、診察日に主治医から聞くことになります。

 

今回、指摘のあった「肛門付近の狭さ」。

 

前回、二年以上前に内視鏡検査をした時は、別の病院だったのですが、特に指摘なかったので、この二年ほどで進行したのでしょうか。

 

確かに、自分でも、うすうすは感じていた事ですが、今後どうしていったらよいものか。

 

まずは無事に検査終わってほっとしましたが、新たな課題が浮き彫りになった形です。

 

とりあえず、食事にはもっと気を使い、便秘がひどくならないように、という事を心がけていきたいと思います。