結婚式は親兄弟だけを呼んだ簡単なものなのですぐに終わりました。
みんなに祝福され幸せそうな2人。
親族の中でも本当に近しい人しかいないので付き合いで仕方なく来た感のある人はじゅーちゃのみ。
みんな幸せそうでした。
さて、この後いよいよ食事会です。
私は息子と一緒にあちらの親御さんと席につき歓談しなければいけない。
考えるだけで憂鬱でした。
しかも買ったばかりのパンプスがキツく、巻き爪が肉に食い込み歩く度にかなり強い痛みが走り、ゆっくり歩くのも難しくなってきました。
式場を出てしばらく歩いてフレンチレストランに。
民家にしか思えない家に入るとそこにはラーメン屋の店長というか居酒屋の親父というか漁師というか…という風貌のおじさんがいました。
実はその人がシェフ。
かなり人気の店だそうです。
息子が挨拶をし食事会が始まりました。
左上から
・人参のジュレ
・ホタルイカのサラダ
・玉葱のムース
・マスの揚げ団子
・鹿肉とトリュフの包み焼き
・紅茶
・苺のチョコレートケーキ
シャンパンを飲んでちょっと記憶が曖昧ですがだいたいこんな感じ。
美味しかったです。
私の目の前にはあちらのお父さんが座っていたのですが、どんどんワインを召し上がりどんどん酔ってきていました。
でもね私は酔って悪態を吐く人は嫌いだけど明るい調子で酔う人は好き。
そしてお父さんはどんどん明るくなってきました。
私に何度も
「お母さん!今日は本当にありがとうね!遠くからわざわざ来ていただいて!何時間かかりました?え?それはすごい!」
と言い、グータッチをしてきます。
大笑いしたいのを堪えてにっこり笑いながらグータッチしましたよ。
あちらのお母さんも笑いながらお父さんを窘めて、私に何度も
「ごめんなさいね」
と言ってきたのですが、いや私はかしこまった雰囲気よりこのほうが好き!
すごく緊張してたのに楽しい時間が過ごせました。
変わってちびさんたち。
ちびさんとじゅーちゃとナッツちゃんはあちらのお兄さん家族(夫婦とナッツちゃんくらいの女の子)と同じテーブルで緊張するわ、ナッツちゃんが暴れないように気を遣いまくってまともに食事できないわで大変なようでした。
あちらにも小さい子がいるけどやっぱり両親揃って面倒見るのとちびさん&全く育児してないじゅーちゃのコンビとじゃあ大変さが違うみたいでした。
じゅーちゃも頑張って手伝ってくれていたらしいけどじゅーちゃはナッツちゃんの離乳食を1回あげたことがあるかな?程度なのでオタオタしてるだけだったみたい。
でもちびさんはそれでも頑張って手伝おうとしてくれるじゅーちゃにすごく感謝していました。
店の人のサービスでケーキ入刀もやりました。
あちらのご家族もとてもいい方ばかりで安心しました。
息子の奥さんはとてもよく笑うんだけどこのご両親の元だからこんなに明るく優しく品のある娘さんなんだなーと思わずにはいられませんでした。
行きたくないと言い続けた結婚式と食事会、終わってみると行ってよかったなぁと思います。
もちろんもう一度なんて勘弁ですけどね。
左からじゅーちゃとナッツちゃんとちびさん。
そうは言っても泣いて暴れたりはしなかったんで助かった。
この日もじゅーちゃべったりのナッツちゃん。