玲ちゃんの消毒に行きました。
最近ご飯をあまり食べてないせいか痩せてきた気がします。
おしっこもあまりしてない感じ。
水をなかなか飲めないからかもしれません。
傷口もなんだか膿んでるように見えます。
心なしか元気もないような気がします。
そのあたりを聞くつもりで診察室に入りました。
「おしっこがあまり出ない……?」
先生はそう言うとカテーテルを持ってきました。
「たぶん普通に出てるはずなんですけどねぇ」
と言ってカテーテルを尿道へ。
「スルスル入りますよ。詰まってない。おしっこも溜まってないですね」
おしっこがほんのちょっとだけ取れました。
あれ?
ちゃんとおしっこしてるってこと?
「傷も綺麗ですね。これは消毒する必要がないくらいです」
え?
そうなの?
「体重も…減ってないですよ。ちゃんと食べてるんでしょう」
あら?
おかしいな。
もう元気ない気がするとは到底言えませんでした。
「次に来た時にエリザベスカラー取るか検討しましょう」
かなり順調みたいです。
実際家に帰ったらいつもやっていたように廊下のフローリングの冷たいところでごろーんとくつろぎ、一生懸命毛繕いしてました。
いつもやってるみたいにね。
もちろんエリザベスカラーしてるから舐められないんだけど玲ちゃんはいつも舐めてるつもりで舐めてないことがあるから気にしてない様子。
そのあとキャリーに入れたけど、出せーって暴れてました。
元気いっぱいじゃないか。
夜吐いたんだけどエサを吐きました。
食べてるがな。
そのあとまたキャリーから出したらココちゃんたちのエサをガツガツ食べていました。
それからキャリーに戻りやっぱりエサを食べてるし、そりゃ痩せてないはずだわ。
私はただでさえ心配性で過保護なんですけど、今回病院でも過剰に心配してしまい、過保護な親みたいになってしまいました。
いや、過保護な親なんですけどね。
玲ちゃんをしっかり見てたら食べてるのもおしっこしてるのもわかるだろうにちゃんと見ずに妄想で心配だけしてました。
嫌な飼い主ですね。
でも心配してたことが全部問題なくただの気のせいで本当によかった。
せっかく九死に一生の思いをしたんだから玲ちゃんには存分に長生きしてもらいたい。