もし手術しなかったら | 奇妙で愉快な家族

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発達障害の長女じゅーちゃ、東京で働く息子、未婚の母になることをあえて選び看護師として働くシンママのちびさんと3人の母の私のブログです。時々認知症毒親のグチもあり。最近は孫のナッツちゃんも!
よろしくお願いします。

玲ちゃんの消毒に行ってきました。


「あー綺麗になってきてますねー」


と先生は消毒をしてくれます。


「この子の尿道は針金も入らなかったくらいです。完全に詰まってました。もし翌日に連れてきてたら死んでたでしょう」


そうだろうとは思ってましたが先生にそう言われると実感が湧いてゾッとします。


本当なら翌日に受診するつもりで予約も取っていました。

ちびさんが早く起きておむつの中を見たからその日慌てて連れて行ったんです。

まずおむつをしてなかったらおしっこしてないと気づけませんでした。

本当にいろいろな偶然が奇跡的に重なって玲ちゃんは今生きています。

ちびさん、先生、院長先生、そしておむつに感謝です。


玲ちゃん、キミはみんなのおかげで今こうして元気にしてるんだよ。

みんなに感謝して、長生きするんだぞ。



玲ちゃん、ちゅーる率が高いからか下痢をするようになりました。

その話をすると


「それはよくないですね」


と先生。

私はてっきり手術したあとのよくない兆候が出たという意味かと思って


「ええっ!?」


と反応してしまいました。


「よくないんですか?」


と聞くと


「傷口が汚れますからね。下痢止めを打っておきましょう。飲み薬も出すので飲ませてください」


と言われました。

あ、なるほど。

傷口によくないって意味なのね。



注射を終え待合室に戻ると院長先生がいました。


院長「よく決断しましたよ」


私「そうですか。死ぬくらいなら手術したほうがいいですからね」


院長「もう大丈夫だから安心してください」


私「ありがとうございます。先生のおかげです」


院長「いやあ」


院長先生も手術に立ち会ったのかなぁ。

いつもなら「僕は詳しくないから」と言われるのに今回はわかりやすく詳しく説明してくれたし、玲ちゃんだけでなく私のことも覚えてくれてたりするし。


担当の先生もだけど院長先生もすごく優しいんだよね。

私の妹がいつもこの病院のことを悪く言って他の病院を勧めてくるんだけど、私には猫に優しく飼い主にも親切な先生たちだと思っています。



それにしても玲ちゃん、やはり生きるべきして生きてるのかもしれないな。

あんな状態から奇跡の復活を遂げてるんだから。