小松川女子高生殺人事件


昭和33年に貧困と差別が生んだ事件だ


未成年の韓国籍の優秀な男の子がプールに入りたいと屋上にある学校のプールへ向かった


タンクのところで読書をしてる少女がいた


声をかけたが無視をされた。18歳の少年は持っていたナイフで脅かしてやろうと思っただけが逆に騒がれて慌ててしまった


急いで口をふさぎ奥へ奥へと引っ張り込む

そんな事をしてると少年は自分の手をナイフで切ってしまった

その血を見た少女はなお更驚き騒ぎ始めたので首を思いっきり腕で締め上げた


更に念を入れて今度は手でもう一度首を締め上げている


給湯管の中に小物を奪って遺体を逆さに突っ込んだ


警察が見つけたときには既に腐乱していた


少年は少女から奪った手帳やハンカチなどを警察に郵送している


この辺の感覚が私にはわからないが

知能指数は高く弁論大会でも優勝するくらいの子だった


しばらくしてこの少年は家宅捜査をされ調べについていけず白状したのだ


その時に「もう一人殺しているんです」と言う

捜査官が立ち上がった


事件の内容はこんな感じだが判決は死刑だった


私はこの韓国籍の少年が昭和37年にまだ若き年に処刑されたことにとても印象に残っている


リアルに見たわけでもないが色々な本を読みこの青年が何故?と思うばかりだったのだ


死刑囚を担当してる刑務官は廊下の足跡に革靴を履いて歩くと誰もが自分の番が来たと驚くそうだ


そして刑務官は靴底をゴムに変えた

涙ぐましい努力だ

しかしソレが返ってよくなかった

廊下を歩くたびにキュウキュウと鳴るらしい


この刑務官は小松川の事件の少年も入ってた拘置所にいた


私はこの小松川事件の少年に何でこんな良い子がっておもってしまう

魔が刺したと思うことにしよう

しかし被害者の遺族はそんな気持ちではないはずだ


韓国籍の少年をAとしよう

中で一生懸命に袋張りの仕事をさせてもらっていた

その金額は刑務所だから些細なものだ

しかしその全てを親に送金していた

親にたいする侘びのつもりだったのか

この親は高裁まで持って行かなかった


婦女暴行 死体遺棄 殺人 強盗 窃盗・・・無理だ


昭和37年がやってくる

その日も袋張りをしていた


冷たい複数の足跡が段々少年の(当時22歳)元に来た


大久保清など脱糞して放尿もしながら死刑場に連れて行かれたのだ


この22歳になった青年は最後に「両親に詫びていたと伝えてください」と言っている


そして普通は叫んだり暴れたりする処刑場にこの小松川の少年は刑務官に向かって頭を下げた


「ご迷惑をかけてすみません」


その一言でロープが下に落ちた


普通処刑されるとそれで刑の執行は終わって罪も償われる

死刑執行の前に処刑される人間の体重を量るのだ


床下30センチのところで停まるようになっている


族に言われる13階段なんてない


プレハブの小屋で1階建てだ


その中に入っていく


地下があることがわからないようになっている


私はこの優秀な韓国籍の少年が22歳で処刑されたのをすごく残念に思う


差別は無くさなくてはいけない!