ヤクザのシノギにはいろいろあるだろう。
前々の亭主はヤクザのシノギに、アチコチ走ってるのを見て、首をひねる。
シノギにはピンからキリまであるのだろう。
開店間際の水商売の店からのシノギ・・・
早いもの勝ちかも知れないが、その嗅覚は優れている。
その店で働くホステスの売掛の集金。折半だ!
それが若いヤクザの一番のシノギの場合もある。
私もそのホステスの売り掛けの集金を頼まれてある銀行まで行った。
今は合併されてその名前は無いが、宝くじの銀行だ。
窓口に行ってみた。
「○○さん!!いい加減にホステスから借りてる飲み代を払ってください!」
などと言う事を叫んだ。
男はかなりの役職だった
早川と言う男だ。
名前を実名で出すのには理由がある!
この、払ってください!で、私は恐喝でM署に後日、パクられたのだ。
冗談じゃない!!
今でも思い出すと腹の立つハゲだ。
借りてる金を返さないで、サツに逃げ込んだのだ。
汚いヤローだと、散々警察で言い合った。
刑事拘留でパイになったが、飲んだものは流れてしまう。
そんな酒代をシラフになって払うのが勿体無い!
それが客の言分だ。
だったら払え・・・
あわよくばホステスと一夜を共にしたいのが本音か?
本当に酒が飲みたかったら、家で古女房のツラでも見ながら飲んでも同じだ。
早川は最後に、熨斗を付けて払った。
カタギは考え方が甘い!
パクられたらそれで自分は済むと思ってるのか!
親の倍返しだ! 123か?私は456がいい(笑) 総どりだ・・・
私は今日は虫の居所が悪いみたいだ!
それは何でか?
久しぶりに末端売人に妙なことを聞いたからだ。
こんな日はマジに酒でも飲んで寝るに限る。
ヤクザのシノギの大変さを思い知ったのだ。
私もマジメにシノがなければ・・・・そう思う今日でした・・・
*後日
、更新します