突然の痙攣。
心臓の停止。
身体がどんどん冷たくなっていく。
自分の力では動かす事も出来ない。
また心臓が弱く動き出す。
その繰り返しだ。
まるで蛇の生殺しか。
やはり1回ブンをキチンと見てから溶かないと、こう言う羽目になる。
死後の世界も見なければ、地獄も見なかった。
死とは暗黒の世界だ。
それとも私にはお花畑は見せたくねえって言うのか・・・
シリンダーを抜いてポンプに入れるのは良くない。
全くの目分量だ。
これでロクっても、文句は言いません・・・だろう。
好き勝手なことをして、救急車を呼んだら、いい恥さらしだ。
それ以前に救急車を呼ぶような、人間らしいことが出来ない。
そのうちに、足の先、指の先が他人の身体の様になって行く。
ジワジワと硬直していくのだ。末端からなのだ。
それを戻そうと思っても戻らない。
それが心臓まで来るのかと思いながらいた。死ぬ・・・
死後硬直とは、血液が流れずに、神経も麻痺してしまうのだろう。
もともとシャブには血管を縮める作用がある。
身体が冷えるのも無理は無い。自分の意思では動かない。
バカなことだと思うが、ポン中なんてこんな死に方をするんだ。
心臓が止まれば血液も止まるのだろう。
ゆらりゆらりと、心拍数が遅く弱くなる。
死ぬなら死ねばいいと思った。
なかなかそうはいかないものだ。
あと少し、ガンコロ一粒が入っていたら・・・・そう思うとシャブで逝くのは簡単かもと思う。
最初の筋肉が硬直して体が伸び、飛んでいく様は異様だ。
シャブはこうして死ぬのか・・・・
分量を中途半端に間違えると、私のようになる。
自分にあった量を入れないと、シャブもあなどれない・・・
シャブを黄門様に入れてみた。
飲むよりも効く!
しかし、腸壁を壊すかも知れないので、お勧めできない。
やはり血管主義だろう。
女はネタ屋で堂々と男に抱かれている。
金を払わない替わりに体で返すのか?
そうでもない。
ネタをやって男に抱かれたいから誰でもいいのだ。
客が来ても獣のような声を出して足を開いている。
買いに来た客は
「自分もいいですか」
なんて言いながらズボンを脱いでいる。
女は切れ目になると
「早く打って!」
ネタ屋はやってる最中の女のクリに直接打つのだ。
女もそれを待っている。
10人ぐらいは平気で相手をしているから恐れ入ったものだ。
また、それを眺めて、早く終わらないかな、と内心考えてる私もいる。
明方までそれは、延々と続く。
何しろ、女に2~3は切れ目など無いほどシャブをぶち込んでるのだ。
女も次第に声が出なくなる。
半ば、失神してる時がある。
そんな時は顔をはたいて起すのだ。
われに返った女に又、シャブを食わせる。
客の名物だった。
女のアソコはボロボロだ。
しかし,男はそれでネタをいれるとやりたいのだ。
女は裸のままで、腕を出し、シャブを待っている。
ネタ屋の慰安婦だった。
今頃、どうしているのだろう・・・
分かっている・・・・昔、出ていた女優なのだ。
NロマンポルノのIだ。
私がシャブ持って行ったのが最後で、その後にパクられている。
いい女だった。