大変お待たせしました、mame様。。
いや、もう「待ってるって何のこと?」と言われてもおかしくない勢いのUPです。
約1年半の時を経て、mameさんがGETした7500番のキリ番申告より発せした企画、「お題提供型」プレゼント
『三国志』
をUPします。
しかも、
キリ番ゲッターのmameさんの意向などまったく無視しての、sabato的御題の展開です(汗)。
えっと、軽くどんなテーマを扱ったかについて説明を最初に入れておきます。
今回は、三国志の中でも「三顧の礼」という話を扱いました。
劉備が自ら諸葛亮を3回迎えに行った時の話です。
中国語では「三顧茅芦」(san gu mao lu) といい、「礼をつくして、人を迎えること」のたとえになっています。
もちろんというか、今更なんですが、私は三国志について、
まったく知識はございません。
イメージと妄想のみの作品です。
さて、これがどんな話になるのか。
では、長いですが、どうぞ、覚悟してご覧ください(笑)。。
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色素の薄い唇
長く、しなやかな艶のある髪
閉じた目から小さく揺れる、長く潤ったまつ毛
呼吸と同時に上下するその薄い肩
羽織った薄い生地から見える、細いライン
首筋にから見える、陶器のような白い肌
蓮の香がより嗅覚を刺激し、魅力をより増させる。
目の前で眠っているこの人が、本当にあの人なんだろうか・・・・
◆ ◆ ◆
漢末、乱が起き、世は乱れていた。
朝廷の権利は曹操が握り、孫権は東呉で兵を集めていた。
その頃、劉備はまだ豫州の牧だった・・・。
「ダメダ!そんな戦略では!!
今のままだと全体の士気が落ちる一方だぞ!」
劉備は込めていた感情を一気に爆発させた。
周りはざわめきと同時に、劉備の普段見せない荒々しい態度に、軍法会議までも一時中断にまでなっていた。
ざわつく長老たちの部屋から出た劉備は、黄砂が吹き荒れるその視界に目を細めた。
「やはり、今、この我が身を置いている荊州 に、天下を論じる人が必要だ。
・・・もう、あの人に会うしかない。」
劉備は以前、親友である徐庶と司馬徽から聞いた諸葛亮という男の名を思った。
それは、酒場でいつものように飲んでいる時に知った名だ。
「諸葛亮?誰なんだ、それ?」
初めて聞く名に質問をすると、徐庶は呑んでいた酒を噴出しそうになりながら、慌てて聞き返してきた。
「えっ、お前知らないの?
おい、司馬徽!劉備が諸葛亮の事を知らないってよ!」
先日の戦で勝利を収め、多くの兵士が一時的な解放に酔いしれていた。大きな軍事テントであったが人であふれかえっていた。
司馬徽も女に酒を注がせ、いつにも増した言葉で女を口説いているところだった。
「なんだ、今オレは大事な話をしているんだよ」
「だから、劉備が諸葛亮の事を知らないだってよ!」
「なんだって?!」
一瞬驚いた顔した司馬徽だったが、女の耳元で何か言った後、すぐにこちらのテーブルに戻ってきた。
「臥龍のことか」
劉備は驚いた。
あの司馬徽が、自分以外の人間に対して、こんな言葉を出すなんて信じられなかったからだ。
「驚いただろう劉備、司馬徽が 『寝ている龍、まだ雲雨を得ないため天に昇れない龍をさす。転じて、機会を得ないで民間に潜んでいる英雄』 なんて表現する人間がいることを。」
「そ、それが諸葛亮という男なのか?」
「そうだ」
徐庶は深くうなずき、劉備の反応を見ていた。
「徐庶、すぐに、ここに連れて来てくれよ!」
「だめだな」
割って入ってきたのは司馬徽であった。
さらに、徐庶も落ち着いた様子で劉備に伝えた。
「諸葛亮はな、俺らが呼んでも来る様な人物ではないんだよ」
それだけを答え、二人はその場を離れていった。
あれから数ヶ月。
今ここでこそ、その男に会わないと、すべてがなくなる。
そう思った、劉備は部下でもある関羽と張飛をつれて、諸葛亮のもとへ訪ねて行く事にした。
しかし、諸葛亮は数日前に出かけたばかりで、留守だった。
劉備は、仕方なく来た道を帰って行き、それからまもなくして、また関羽と張飛をつれて大吹雪の中を諸葛亮に会いに2度目の訪問をした。
しかし、またもや諸葛亮は、不在だった。
「劉備様!こんな2度も不在なんて怪しいです!すぐに帰りましょう!それに、私はこの男の存在を・・・」
「・・・・張飛、筆を用意しろ」
そう言って劉備は、自分が諸葛亮先生を感服している事と、国が乱れているので、晴耕雨読の生活をすてて、自分を助けてほしい、と書いた一通の手紙を残して帰ることにした。
しかし、劉備の気持ちは衰えることはなかった。
むしろ強くなる一方であった。
精進料理を三日間食し、改めて諸葛亮へ会う準備を始めていた。
それを見た関羽と張飛は、劉備の強い思いに戸惑いながらも、不安を抱えていた。
それは、部下として思う心配の気持ちと、なぜ自分たちでは満足してもらえなかったのかという渦巻くような嫉妬であった。
「劉備様!
諸葛亮は、すごい、すごいと皆言いますが、どれも噂ばかりで本当に才能と学識があるとは限らないではないですか!私は、貴方様が行く必要などないと思います!」
「そうです!私一人が諸葛亮を呼びに行って連れて来ます。もしも諸葛亮がここに来たくないといったなら、縄で縛ってでもつれて来ますから、どうか!!」
その声は叫ぶような、そして諸葛亮への憎しみでもあった。
しかし、劉備はそんな二人の思いをすくったのかどうか、静かにたしなめただけで、二人に行く準備を命令しただけだった。
この優しさが、さらに関羽と張飛の二人の思いをさらに重くさせた。
翌日、劉備は、再び二人を伴って3度目の訪問をした。
すると、諸葛亮は家には居るが、今は横になっていると使用人から説明をされた。
それを聞いて黙っていられなかったのは、もちろん関羽と張飛。
「なんだって!!劉備様が来られているのに、寝ているとはっ!」
「やはり、あてになりませんよ、劉備様、帰りましょう!」
しかし、二人の怒りの感情など無視し劉備はこう言い放った。
「二人は下がれ。
使用人、私はかまわない。静かに待っているのでどうか、主の元へ案内をしてくれないか?」
奈落の底に落とされたような二人を残し、劉備は部屋の中に案内された。
そして劉備は、諸葛亮を起こさず、目覚めるまで立って待ってた。
いや、立ち尽くしていたといった方が正しい。
その美しさ、気品、まさに司馬徽からきいた「臥龍」の真の意味を知り、動けなかったのだ。
しばらく時間の感覚をなくしていると、諸葛亮のまぶたが動いた。
「・・・・誰?・・・」
「あ・・、私は劉備と言って、貴方に今の世の中の事を・・・」
「・・・そう。・・・
で、本当の目的は何をしにきたの?
・・・いいことしてくれたら、僕もいい事を教えてあげるよ・・・」
そして、諸葛亮が劉備に語ったのが、天下三分の計であった。
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へへへ。アハ。
とにかく、アハハ。
出師の表の中でも、諸葛亮は、
「先帝不以臣卑鄙、猥自枉屈、三顧臣草廬之中、諮臣以当世之事」
(先帝は、私が身分が低いにもかかわらず、自分の身分を落として、三度、私の庵に訪ねてきて、私に今の世の中の事を聞いた)
と書きあらわしているのですが・・
が、本当にそう思っているのかどうかって、いうところからこのとんでもストーリーが始まりました(笑)
ベースの話がもともときちんとあったのと、やはり「諸葛孔明=誘惑的美男子」という勝手なイメージがあったんでこうなりました。。
あはは・・・・。
ちなみに私が今回イメージした諸葛亮はこんなの。。
- 最遊記 (1)/峰倉 かずや
- ¥760
- Amazon.co.jp
- BRONZE 7―ZETSUAIsince1989 (7) (マーガレットコミックス)/尾崎 南
- ¥410
- Amazon.co.jp
うーん。
なんか違うな。
いや、根本的に違うか。
とにかく、完成。。
mameさん、いかがでしたか。
あと、ドン引きの皆さんもいかがでしたでしょうか。。
感想、お待ちしております。
(嗚呼、これでさらに誰もキリ番を申告者しなくなるぞ・・・)
P.S.
キリ番ゲッター7777番のもっち様。
次、UPします!!
すみません。。。