約5年ぶりのブログ更新です。
色々と生活環境が変わり、気持ちに余裕ができたので、再開したいと思います。
気まぐれですが、時々更新できればと。

今年は、何と言っても5年に一度のショパンコンクールが開催されます。
すでに、予選・事前審査は終わっていて、84名が予選通過しました。
中でも、アメリカ出身のGeorge Liさんに私は最も注目しています。

気持ちを抑えきれず、
昨日、彼にエールのメールを送りましたら、彼のお父さんから早速返事を頂きました。
なんと、偶然昨日チャイコフスキーコンクールで2位を取ったそうです。

チャイコフスキーコンクールは、4年に一度モスクワで行われます。
さっそく、1位を取った人などの演奏を聴きましたが。。。
ご興味のある方は⇒http://tch15.medici.tv/en/live/piano

総合的な評価だと思うので、何とも言うことはできませんが、
ファイナルまで残った6人中、4人がロシア人。
1位ロシア人
2位ロシア、アメリカ人(George Li)
3位ロシア人、ロシア人
4位フランス人

それと、気になる審査員、なんと12人中、5人がロシア人。

Georgeさんのお父さんにこの事を再度メールすると、
あなたは、Great Questionすると返事が来ました。

なんともコメントはできませんが、
何はともあれ、彼が2位になった事に、ただただ嬉しく思います。

ショパンコンクールでは、このような偏りのある審査結果はあって欲しくないと願いますが。


5年に一度と、4年に一度のコンクールが今年は重っていて、25年前の1990年にも同じ事があったのを思い出します。
今有名な横山幸雄さんがショパンコンクールで3位や、ヴァイオリンの諏訪内晶子さんがチャイコフスキーコンクールで1位を取られてました。

またその当時、両方のコンクールの審査員を務めていた中村紘子さんが、後に行われたショパンコンクールの審査を終えて、その時されたコメントが、中学生の私にはとても印象的で、未だに鮮明に覚えています。

「ショパンというのは、ピアノという楽器の完成と共にあった作曲家で、その完成を導いた人。
ピアノの魅力・ピアノの特性を最大限に発揮する作品を書いた人。従って、それを最大限に演奏できる人は、他の作曲家の作品においても、いい演奏が可能で、表現力がある」