エイチエルさんのセミナーで得た気づき、まだ続きます。
「人間なんですよ」
「笑う介護士」として有名な、袖山卓也先生 が何度も言っていた言葉です。
要介護5になろうが、認知症が重くなろうが、相手は人間。
袖山先生自身が、どこまでもそこにこだわってきた。
絶対に、モノ扱いなどしてこなかった。
「こだわってきた」というよりは、それ以外の受けとめ方などあり得なかったのでしょう。
相手は人間。
そんな当たり前のことを忘れている現場の実態。
今でこそ超有名人になった袖山先生ですが、最初から巨匠だったわけではありません。
最初のうちは、先輩介護士の嘲笑の的だったとのこと。
それでも現実に流されず、倦まず弛まず訴え続ける一人の男。
小学3年生のとき、田中正造 の伝記で猛烈に感動した私は、こういう話にとてつもなく弱いのです。
しかし、ただ感動している場合ではない!
自分が後見人や保佐人、補助人になったら、自分も介護職と同じ立場に立つのです。
相手を人間として見続けることができるか。手続業務に埋没することなく、人間として関わり続けることができるか。
いずれ、試される時がやってきますからね。
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