『フィデリオ』を新国立劇場で鑑賞してきました。
同公演の楽日、そして2017-2018シーズン最終日でした。
音楽監督、飯守泰次郎の4年の任期最後の指揮でもありました。
リヒャルト・ワーグナーの曾孫、カタリーナ・ワーグナー演出による新制作。
『フィデリオ』は、小澤征爾がウィーン国立歌劇場音楽監督だった時の来日公演で鑑賞したことがありました。
演出は正統派の救出劇でした。
幕間に席を離れた際、近くにいた人の話が聞こえてきました。楽日の前に1回、来たそうで。本来はハッピーエンドだけれど、この演出はそうではない、と同行者に説明していました。
むむむ…です。そのような演出になっているとは知りませんでした。
それならばと休憩後はさらに気合いを入れて鑑賞です。
確かにハッピーエンドではありません。大どんでん返しと言ったらいいのでしょうか。
初日演奏後は喝采に加えブーイングも多かったそうです。
楽日のこの日はブーイングはほぼ無く、長い長いカーテンコールとなりました。
ちょっとしたワグネリアンの私としては、飯守泰次郎には最後に『トリスタンとイゾルデ』を振ってほしかったです。