今年も無事アメリカの独立記念日 "4th of July" が終わりました。

無事というのは、我が家に火事などなく、ということ。
( この地域では あちこちで火事だらけでしたが。。)

毎年書いてる隣の家の"大"花火大会あせる
我が家の屋根に火の粉が落ちて来るのでは?ってくらいドデカイ打ち上げ花火を100発くらいあげるのですよ。(勿論 このエリアは乾燥地帯なので独立記念日でも花火は違法。 でもお隣さんのみならず、あちこちであがってます。)


特に今年は冬に雨が多かったので、雑草も多く=枯れ草も多く、そうでなくても暑くなって、すでに火事が例年以上に多い。

数日前も、近所の花火が原因だと思われる火事で
友達の知り合いの家が焼けたって聞いたばかり。

花火が見たければ花火大会に行けばいいのに。。。
毎年 この地区で2ヶ所、大きな花火大会やってるんですけどね。。。

まあ、愚痴はこの辺にして。


独立記念日の週なのでに苺のパイを作りました。

この週になると、星条旗の赤、青、白を使ったデザートを作る人が多く、苺やブルーベリーが安売りになるので、贅沢に苺を800g使いました音譜

苺半分は煮て苺ソースにして、残り半分の苺をフレッシュなまま混ぜ合わせたフィリングです。


下にクリームチーズをホイップしたものをぬってます。

赤→苺
青→ブルーベリー
白→クリームチーズ
で星条旗色の完成。

古い料理本からのレシピなんだけど、やっぱり苺のデザートは時代に関係なく美味しいものです。


4日夕方、息子は友達のパーティーに行ったので、私達夫婦だけで友達の家でおよばれ。
独立記念日の定番、BBQグリルで焼いたでっかいハンバーガー。

バーガーの上側のポテトサラダはVONSの出来合いのものらしいけど、
 赤→レッドポテト、
白、青→ブルーチーズ
と、一応独立記念日バージョンらしいです。


マウンテンデューも独立記念日バージョンアメリカ

本当は赤•青•白と3種類あるけど、白は友達のパーティーに持って行ったので写ってません。

サイトに3種類揃った広告がありました。

我が家は ソーダを買うことは滅多になく、だいたい、独立記念日に何種類か箱買いすると1年もつという。。。

でも最近は、息子がソーダに目覚めたガーンので
今年は結構早くなくなるかも。


独立記念日にちなんだことで、ちょっとした偶然がありました。


70年代にAVON(製造はFostoria)から発売された初代アメリカ大統領ジョージ•ワシントンと奥さんマーサ•ワシントンのゴブレットキャンドルホルダーが ペアで揃った!!

以前、アンティーク屋さんでペアだと知らず、ゴブレットにカメオがあしらってあるのが気に入って買った コバルトブルーのグラス。
実はワシントン夫婦で発売されてたと知って、「いつか、旦那さんも見つけてあげないと!」と思ってました。

それが、今週、独立記念日の週に、エステートセールで目の前にひょっこり現れてビックリ。

因みに、エステートセールの主は、これがジョージ•ワシントンだとは気付いてなかったみたいです。

夜にフレームレスキャンドルを灯すとこんな感じ。

英雄ワシントンも、最近は色々と非難されてたりするので、このような商品ももう作られることはなくなるのかも知れませんね??
(今の常識を当てはめるとほとんどの英雄が悪人になるわけで。。。本来の功績まで抹消されるのはなんだかな、って思う。 悪いことからは今の人は今の常識で学べば良いだけ。)


そういえば、ジョージ•ワシントンの命日は私の誕生日と同じだと新たに発見しました。


ここ最近、意識してたわけではないけど、アメリカンレボリューションづいてました。


息子がキャンプに行ってる間、たまたま旦那と一気観したのが2008年のドラマ 「ジョン•アダムス」。


日本人が戦国時代や幕末の話が好きなように、アメリカ人は 独立革命や南北戦争の話が好きです。
なので、旦那は 既に観ていて、気に入ってDVDセットも持っており、アメリカの歴史に疎い私に観て欲しかったそう。
6話しかないけど、大河ドラマのアメリカ版みたいで結構のめり込みました。


ジョン•アダムス、名前以外は知らなかったけど。。。
アメリカの初代"副"大統領で、2代目の大統領。
有名な初代大統領ワシントンと3代目トーマス•ジェファーソンに挟まれ、イマイチ冴えない大統領。。。というイメージ。

ドラマでも、なんだか短気だし、周りの閣僚から仲間外れにされてたりとやっぱり冴えない。

でもアドバイスしてくれる素晴らしい奥様を持ち、奴隷制度に反対だったという今の常識にピッタリの人物です。
(ポール•ジアマッティとローラ•リニーが演じるアダムス夫妻が よいのですよ。)

初めて建設中のホワイトハウス(そう、初めてホワイトハウスに住んだ大統領なのです)に到着した時、過酷な労働条件下に置かれ働いている奴隷達を寂しそうに眺めるシーンが印象的でした。

独立宣言には大きな役割を果たし、こんな絵画もあります。

「独立宣言」ジョン•トランブル 1818年

この中心の5人のうち、一番左が ジョン•アダムス。
一番右がベンジャミン•フランクリン。
右から2番目がトーマス•ジェファーソン。

参考までに、どれが誰かの図もウィキペディアにあったので載せておきます。



この絵もドラマに出てきて(ドラマの配役の俳優さん達の顔に描き変えてあったのが凄かった。)、画家がジョン•アダムスにこの絵を見せると、こんなんじゃなかった、違う!とカンカンに怒るというシーン。

とにかく、頭がよく(元は有能な弁護士)短気で気難しい人だったみたいです。

とても良いドラマだったけど、何故か一番印象的だったのが最後の最後。

晩年、長年ライバルだったジョン•アダムスとトーマス•ジェファーソンが文通を始め、友情を取り戻し、なんと、数時間の差で同じ日に亡くなったという事実。

しかも、それが独立宣言から丁度50年経った
7月4日!!

始めはドラマ用の作り話かと思いましたが、事実のようです。

ということは、私の父の命日はアメリカ時間の7月4日なので(日本は7月5日)、ジョン•アダムスとトーマス•ジェファーソンと一緒ということになります。

これからは 独立記念日には父のことのみならず、この2人のことを思い出すことでしょう。

ひまわりひまわりひまわりひまわりひまわり

一昨日は日本の甥っ子の結婚式でした。
おめでとうクラッカー
参列できず、残念泣

とても優しい甥っ子と一緒になる奥様は幸せ者ラブラブ

妹が写真を送ってくれるのを首を長くして待ってるところです!


今日は 43℃ですあせるあせるあせる
2、3日は家に籠ることにします!