日曜日は、久しぶりに近くのメキシコ料理店に行きました。

皆に怪訝な顔をされながら(旦那兄弟はモツはペットの餌って思ってる)大好物のメヌード(もつ鍋?)を注文。

左の別皿には軟骨などが入っている。

というのも、注文時、「ポーク•ファットも入れますか?」と言われ、ファットという言葉がどこの部分なのかイマイチ分からず、恐ろしいものだったら困るので一応別にしてもらいました。
このレストランに友達と行くときは、彼女がスペイン語で注文し任せてるので、そんなファットを入れるかどうかという恐ろしい会話があったなんて知りませんでした。

でも、彼女の言うファットは、恐ろしいものではなく、骨の周りや柔らかくなった軟骨でした。   
軟骨美味しかった音譜
$3 増しでしたが汗

以前書いたメヌードの記事に、$9 だったとある。
この6年で凄い値上がり泣
でも、それでもここは格安。

ナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォークナイフとフォーク

同じ日のお昼にはこの地区の年に2度開催されるフリーマーケットに行ってきました。

コロナ以降行ってなかったので、とても久しぶり。
 
買ったもの。

小さな瓶。

一輪挿しとして使います。


次の2枚は、ドイリーの沢山入った箱を物色してたら、ブースの方に「ドイリー好きなら タダであげるからいくらでも取っていってウインク」と言われたので、遠慮がちに2枚だけいただきました。

友達も、ドイリーの花瓶敷を貰ってました。

レース編みは自分で作るので、いただかなくてもいいかなとも思ったけど、糸の色が可愛かったので。


これはテーブルランナー。
私の好きな薔薇の方眼編みだったので、これもいただく。


一緒に行った旦那は、道具入れや小さい道具を買いました。

ここまでは、まあどうでもいい小物。

今回の 掘り出し物お金

私も旦那も大好きな画家の絵。
「YANKEE WINK HOLLOW」Charles Wysocki 

75cm×90cmのとても大きな絵。
オリジナルの額は剥げてるし、カバーしてたガラスがなくなってる(元々なかった可能性もある)けど、ガラスぐらい自分達で付けれるので大丈夫。

1000枚刷った限定オリジナル リトグラフで、手書きナンバー&サイン付き。
刷った後はオリジナルプレートは廃棄した本人監修のリトグラフ。

やはりポスターとは違うと感激お願いお願いお願い

この絵、好きな物が盛り込まれてます。

クローズアップ。
可愛い列車。


ノスタルジックなお店にランタンが並んでいる。


可愛い馬車。
お店の名前が"GULL AND WHALE" (カモメとクジラ)ってのもツボ。

そうそう、彼の殆んどの作品には、アメリカ国旗アメリカとハートハート(赤とは限りません)が 描かれてます。
この絵にもちゃんと両方あります。

探すのも面白い。

何故か惹かれる "屋根付き橋"。

ニューイングランド地方の風景の作品が多いので、自然と"屋根付き橋"も多く登場します。

バーモント州のペーパーミルヴィレッジ橋下矢印が滝もあるし、似ている?


かつらを被った紳士達が馬車で通り過ぎている。

左の馬車に乗ってるのはどうみても子供なんだけど。。。?

井戸も可愛い。

家の中がパッと明るくなるような素晴らしい絵に出会え、これだからフリーマーケットはやめられない!!


我が家のリビングには、現在4枚のチャールズ•ワイサキーの絵が飾ってあります。

どれも 小さく、お土産屋さんで買えるような安価な大量生産の物ですがあせる

「PLUNKERTON'S COUNTRY PRODUCE」

「VICTORIAN STREET」

「RED MILL POND」


「NEW ENGLAND WEDDING」

この絵にも "屋根付き橋"が描かれています。

旦那の故郷コネチカット州(ニューイングランド地方)に行った時にも 屋根付き橋を見ました。


ところで、先程からチャールズ•ワイサキーと誰でも知ってるでしょ?的に言ってますが、日本での知名度は???です。
調べてみるとジグソーパズルが多く輸入されてますね???
(名前表記はワイソッキーってなってますが、ご本人のインタビューではどちらかと言えばワイサキでした。)


ちょっと紹介します。

Charles Wysocki チャールズ•ワイサキー(1928~2002年)は 古き良きアメリカを描くポーランド系アメリカ人の画家。

ニューイングランド地方(アメリカの北東部で市場歴史の古いエリア)に魅せられた絵が多いけど、美術学校に通ったのを機に、カリフォルニア生まれの奥様と結婚し、暖かいカリフォルニア州に移住。 
亡くなるまでジョシュア•ツリーの住民でした。
(それなのに、今のところ調べた限りジョシュアツリーやこの辺り、モハベ砂漠の絵はなし。)

カラフルで、物語のある絵はずっと観ていられるくらい魅力的。
ドールズハウスやミニチュアトレインの世界観を持っている気がします。
(だから私は好きなんだと思う。)


画集も勿論持ってます。

その中から気に入った絵を紹介します。

アメリカ国旗とハートを見つけて下さいハート

「SALTY WITCH BAY」

「PRAIRIE WIND FLOWERS」


「THE QUILTMAKER LADY」

奥様の趣味がキルトで、家にはいつもキルトがあったとか。


「VICTORIAN HOUSES」


「FOURTH OF JULY」

レーガン元大統領がカリフォルニア知事時代、ワイサキの絵の大ファンで、大統領になった初めての独立記念日のセレモニーに招待され、この絵を描いたそう。
今でもホワイトハウスに飾ってあるらしい。


「OLD CALIFORNIA」

ニューイングランドだけでなく、インディアン居留地や西海岸の昔の炭鉱の様子などの絵もあったり、珍しく住んでいたカリフォルニアの絵も。
カリフォルニアミッションがありますルンルン


チャールズ•ワイサキーは、United States Lighthouse Society のメンバーであったほどの
灯台好き。

なので灯台の絵が多い。

ちょっとした風景の遠方に灯台がある絵(1枚目の絵のように)も入れるとかなりの数です。

左「CAPTAIN'S LANTERN」
右「TWILIGHT SENTINEL 」の一部

灯台好きだけあって、フレネルレンズも丁寧に描写されています。


「NEW ENGLAND SENTINEL 」


捕鯨にも魅せられていたワイサキーさん、こんな絵もあります。

「THE WHALERS」

捕鯨の活発だったケープコッドが舞台の絵も多く、その近くのナンタケット島の絵も多い。

かつて、夢のようなリゾート地だった姿。
「THE NANTUCKET HOTEL」

「NANTUCKET WINDS」

強風が吹いているところをみると、丘の向こうは
海であったと思われ、旦那さんの乗った捕鯨船の帰還を待ちわびる奥さん達の姿かもしれません。

「FAIRHAVEN BY SEA」

船がナンタケット号です。

他にもネットで見つけた灯台を描いたもの。

これはケープコッドのThe Three Sisters という灯台をイメージして描かれたものではと言われてます。

「JAYSON SPARKIN´ THE LIGHTHOUSE KEEPER'S DAUGHTER 」

可愛い灯台に住む娘さんをボーイフレンドが馬車に乗って訪ねて来たのでしょうか。


「CHRISTMAS DELIVERY AT THE LIGHTHOUSE 」

過酷で孤独なイメージの冬の灯台守さんの生活。
クリスマスに届く温かいプレゼントに幸せを感じます。

他にも沢山。















どれも素敵です。

そして、チャールズ•ワイサキーと言えば猫。

実は、私が最初に買ったワイサキ商品も猫でした。

これ。

冷蔵庫にマグネットでくっつけるミニカレンダーなのですが、裏を見たら2001年(まだご存命!)とあります。
あれから23年間 ずっと私の冷蔵庫にくっついてます。(勿論、カレンダー部分は捨てた)


どの作品も、飼ってた猫がモデルなのだそう。

パントリー棚に並んだ商品の名前も遊び心一杯です。

猫ものではこの絵が一番有名かな?




これが一番好きです。


好きな箇所をズーム🔍️

はぁ~可愛いラブラブ


というわけで、長くなりましたが、チャール•ズワイサキー作品、楽しんでいただけたら幸いです。