こちら南カリフォルニアは、只今冬の嵐の真っ最中雨雨雨雨雨


通常の通学路は何ヵ所も洪水で通れないので、回り道をしなければならず、そうでなくても学校まで片道40キロが更に遠くなってますタラー


そんな中、遥か遠い山を越えた小さな町で ヴィンテージコスチュームジュエリーの1日限定大セールをするということで、旦那と行ってきました。


旦那は運転手。


というのも、その小さな町に行く道路が 前の日まで道路の状態が悪く通行止めになってたので、何かがあったら対処出来る運転手が必要だったのです。


でも、奇跡的に土曜日だけ晴れ間がのぞき、清々しい風景の中、ドライブまで楽しみました。



この小山、鉱山だか採石所だかの跡地っぽく、変わった形になってる。


前にも紹介した風力発電のタービンの間の道を通ります。


前日と次の日からの嵐が嘘のような晴れ間晴れ



でも、やっぱり前日に雪は降ってたらしい。


町に到着。

行き交う車、屋根に雪雪の結晶雪の結晶雪の結晶が積もってる率が高い!!


帰り道は 別のルート。

タービンの真下、まさか民家???
タービンの風景は好きだけど、住むとなるといつも クルクル回ってて落ち着かないだろうな。。。

空模様が怪しくなってきました。
(次の日から大雨)




こうして写真を見返すと、"コスチュームジュエリー 1日限定大セール"の為に、晴れてくれたのか?と思ってしまう。


"コスチュームジュエリー" というのは、宝石、貴金属を使わない、言ってみればイミテーションのジュエリーの事。
でも、馬鹿にするなかれ。
高価で大量に使えない宝石と違い、これでもか!ってくらい大量に使ってデザイン性を重視していて、華やかで芸術的で、大統領婦人や有名女優達にも人気があり、有名ブランドからも数多く出てます。

華やかなジュエリーを好むアメリカでは、ヴィンテージジュエリーの世界でもとても人気がある分野です。

このセール、アンティーク店が店舗移転の為、在庫一斉処分するために行ったもの。

ウェブサイトの広告写真の一部


こんなに沢山のコスチュームジュエリーやユニークなジュエリーが無造作に並んでる写真を見ただけで 「行かなくては!!!!」と 1週間ずっと気持ちが高ぶりっぱなしで、遠足前の小学生の心境でした。


お店に行って買うかどうか迷わないように、本を引っ張り出して もう一度 おさらい。

上の本の左上のガラスのカメオのシルバーブレスレットを持ってます。
本の表紙になってて嬉しくて、この本を買いました。

"大セール" は、到着したら既に気合いの入った女性10人くらいの列。 (田舎なので10人は大行列)

ディーラーの人なら、テーブルごと買う可能性もあり(入場前に係の人がそういう人もいると言ってた)、ディーラーがいませんように!と願うばかり。

幸い、自分用に探してる人ばかりで、焦らずゆっくり吟味出来ました。

選んでる時の至福の時間照れラブ照れラブ照れ
この余韻で当分幸せ気分に浸れます。


結局、絞りに絞って17点を購入。
自分の中では10個までと決めてたんですが、どうしても 諦められず。。。
それでも家に帰って「あぁ、あれも、あれも買っとけばよかった!」と後悔したものがあるくらいです。


買ったロングネックレス数点。

コスチュームジュエリーといっても、自分で使うつもりなので、超地味目な選択になってしまいましたあせる

若い頃集めたジュエリーは 派手な物もあり、今回のチョイスからも自分は年をとったなと実感します。



1973 年 AVON の 陶器のスミレのロケットペンダント。 

息子の小さい頃の写真でも入れようかな?
それともクレオ?


刻印はないけど、ピンクのグラスビーズの中にゴールドのラメが散りばめられていて、とても可愛いネックレスです。


タッセル ロングネックレス。

これ👆️出したら、クレオが玉とりに来た笑


コスチュームジュエリーではないけれど、ループタイがあったので、購入。

最近、マイブームなんですよ、ループタイ。

長さが調節出来るので どんな服にでも合うというアレンジ力を再評価してるところ。



HONG KONG (というブランド。40年代からコスチュームジュエリーを生産) の3ストランドネックレス。  おそらく60年代のもの。


本物のパールや宝石だったら、こんなデザインは重たくて肩こります。
軽いのも コスチュームジュエリーの魅力です。



こちらはコレクターズ アイテム。
HOLLYCRAFTのクリスマスツリーブローチ。

色々なデザインのツリーが出てます。

まあ、基本、ここのでなくても、ヴィンテージクリスマス•ツリー•ブローチは人気があります。

大きいフラワーブローチ。

エナメルフラワーもヴィンテージジュエリーの人気者。

でも、ここまで大きいと重くて、付ける素材を選びます。



こちらもエナメルフラワー。
可愛いドキドキ

AVON の勿忘草のブローチ、イヤリングのセット。 色がとても綺麗。

ブローチはペンダントに出来るループも後ろに付いていて、ゴールドチェーンも付いてました。


赤いラインストーンのブローチ。

これは、旦那が「これクリスマスにいいんじゃない?」と見つけてきたんだけど、縦にするとハート型のリボンのように見えて、私は「バレンタインデーにいい!!」と思い購入。

旦那も"コスチュームジュエリー発掘作業" にハマったのか、「これどう?」などと時々見せに来て、殆どは好みも違い却下になった中、
下のブローチは「グッジョブグッド!」でした。

コスチュームジュエリーコレクターに大人気の
TRIFARI(トリファリー)のブローチ。

小さいラインストーンが2個欠けてるけど、透明でこの大きさのラインストーンは簡単に手に入り、修理可能なので購入。

若い頃は、このゴールドのシリーズは大人っぽ過ぎてスルーしてきたけど、やっとこういうのが良いと思える年齢になりました。

TRIFARI のブレスレットもあったので 購入。

2個上のブローチも、ブレスレットもロゴに王冠のついた刻印から1955年~1969年に作られたものと分かりました。

ブレスレットを伸ばしたところ。

綺麗ですねーキラキラ

トリファリーは 雑誌の広告もお洒落です。

1950年の広告

この広告の右上のバレエダンサーのカップルのピンが欲しい!


1952年の広告。



フラゴナールの「ぶらんこ」を使った広告も素敵です。


話を 買ったジュエリーに戻します。



メッシュの スライドブレスレット。

メッシュのジュエリー、大好きです。

又機会があれば 20代の頃 買ったメッシュのヴィンテージ、紹介します。


カメオのブレスレット。

1930年代の似たようなデザインのものがネットにあったのでそれくらいの時期に作られたのだと思います。



花のカフブレスレット。

凄く似たようなのを持ってるんですが、好きなデザインなので買ってしまいました。


これは、旦那が見つけたカラフルブレスレット。

これだけなら却下だったけど、広げてみると時計が隠れてて、楽しいので購入。

時計の部分はさすがに修理に出さないといけないので、それまでは夏にブレスレットとして使おう!!
楽しみ!


指輪。

似たような指輪のターコイズバージョンもあり、すごーーーく欲しいデザインだったけど、
小さいターコイズビーズが1つ無くなってたので
泣く泣く諦めました。
色物は、同じ色のビーズを見つけるのは意外と難しいので、修理しにくいので結局ほったらかしになるのです。


パールの花のセータークリップ。

"セータークリップ" ( sweater guard と呼ばれている) は、アメリカではヴィンテージファッションの必需品です。

50年代に流行ったので、その頃のヴィンテージが多く出回ってます。

使用例。

これは20代 の頃 買った ミンクとパールのセータークリップ。
それ以来ずっと愛用してます。

ブラウスの襟の先に付けたり、スカートのベルトに付けたり、使い方も色々あるようです。


以上、土曜日の戦利品ですスター



うちの庭のピーチの花がもうすぐ満開です。


蜂が10匹くらい飛んでたけど、毎年毎年 よくもこの1本しかない木の花を見つけて来てくれるな、と感心します。
どこに巣があるんだか?