先日、岸田首相が各国を外遊したようである

外遊した国家というとフランス、ブラジル、パラグアイだそうだ

フランスは置いといてなぜブラジルとパラグアイ?と思う閲覧者諸君もいるであろうからここで解説をしたいと思う。

ブラジルとパラグアイを訪問した理由としてはやはり米国の補助などの面が強いと思われる。

中南米から南米は米国が西海岸へ到達した時からの守らないといけない利益線であった。

例えばモンロー宣言などは最たる例であろう

あの宣言により南米に影響力を保持し続けている欧州諸国の影響力を少しでも下げようというのが考えだと思われる

南米はキューバと同じように米国の喉元にあるナイフなのである

そして今本題に戻るとブラジル、パラグアイに対する外交として今米国の憂慮している事態として南米諸国が中国の影響下に置かれてしまうことであろう

ブラジルは大豆の輸出先の三割が中国を占めていたり一つの中国への支持を表明していたり近年ブラジルと中国の接近は顕著であり、パラグアイは元々台湾支持を掲げて親米的である

そこで今回の岸田首相のブラジル、パラグアイへの訪問は中国への牽制とブラジルを中国から引き離すことが目的だろうと考えられる

またブラジルの日系人との会合も果たしており、ブラジルでは200万人もの人口を抱える日系人がブラジルの政治に与える影響も無視できない物だと思います。 

とりあえずここで一旦終わりということにしたいと思います

このような外交成果を出した岸田首相の動きをさらに注視して行きたいですね。