夕方、暮れ始めた畑で咲いている水仙

 

このところの陽気でずいぶん咲き出した

 

 

 

 

日はかたむき夕闇に包まれていく

 

手元が見えなくなっていき

 

あきらめて帰るしかない

 

 

まだ満月には日が足りないが

 

あたりを明るくしてくれる

 

薄闇の中自転車を押して帰路につく

 

 

 

数十年先の私の心象風景だ

 

 

 

 

丸山さんのヒューマンスタジオを終了した  

 

                  「不登校ひきこもりが終わる時」を読み

 

胸にすーと染み入っていく感覚に、すぐ受講を申し込んだ

 

お話は飲み込めた

 

そーだと思った

 

だが、それは頭で理解したことのようだった

 

どうしても丸山さんのような対応ができない

 

私は自分にも厳しいが人にも厳しく北風旋風だった

 

これではダメだと思い、もう1年受講することにした

 

丸山さんの立ち居振る舞いから学ぼうと思った

 

その思惑は成功したとは言い難いかもしれないが・・・

 

ただKHJの講座を受け、息子の暴力に心が傷ついていたこと

 

息子を育てて来た時、頭から押し付けてきたことに気づくことが出来た

 

この2つの気付きは大きかった

 

2年間、様々の角度から考えてきた

 

丸山さんの提案を受け考え続けた

 

良き月日だった

 

 

 

 

 

母が亡くなり、ヨーガ療法士として生きていくことに舵をきった

 

不登校、ひきこもりのこともその活動の中でやっていこうと思っている

 

今まで会わなかった困難を抱えている人たちに会い

 

北風旋風も少しゆるんだように思う

 

そんなに簡単に変われるとは思っていないが

目の前に現れる人々によって変わらされていくと思っている

 

変わらなければ立ちいかないのだから変わるしかない

 

 

 

 

息子のこと丸山さんの講座を受ける時、

世に送り出すのが親のすることと思っていた

 

今はむすこの生き様と思って息子に任せている

 

もう少し手助けは必要かもしれないが心騒ぐことは無くなった