第40回少年剣道芦原大会 | 4410 鯖江志士樹館道場

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「道」という言葉を団旗にし、真っ直ぐに一生懸命努力、
そして、一歩一歩前進、成長する剣士のこと。

12月1日 日曜日
いよいよ令和元年もあと1ヶ月となったこの日、
県内最後の県大会が開催された。
ただし、県大会とはいっても、
石川県、富山県、滋賀県からの参加団体もあり、
ここ最近は、近県大会となっている。

大会前には、
怪我人がいたため、
団体戦1チームで参加。
道場全員で戦うことを誓った。

朝のアップでは、
前日の大会での反省を活かし、
気合いの入った動きに、
何かやってくれそうな感じがしていた。

団体戦は、まずは予選リーグから。
この日は、
倫代、圭、惺、賢至、心という、
今年初めてのオーダー。
初戦、
アップとは違い、
動きが固い。
気迫もなく、
負けることを怖がるような試合をした。

負けることが怖いことは相手も同じ。
負けることよりも、
今まで稽古してきたことに自信を持ち、
勝ちたい気持ちを持つようにと指示をした。

そして。予選リーグ2試合目。
気持ちが吹っ切れたのか、
見違える試合を展開し、
無事、予選リーグを突破した。

気を抜く暇もなく、
すぐに決勝トーナメント1回戦へ。
少し緊張しながらも、
しっかり繋いで勝利。
2回戦も勝利し、
いよいよベスト4を掛けた大一番。
試合前に、
このチーム初めての円陣で気合いを入れて挑んだ。
ただ、初めての円陣の何をしたらいいのか、
とりあえず、
お決まりの、
「絶対勝つぞ」
「おーっ」
と。

試合は、
先鋒の倫代が、
攻めて攻めて面を奪い勝利。

次鋒の圭、
フラフラした動きから、
ここぞと狙い、
出ばな面で勝利。

中堅の惺が、
一本先制する。
勝利が見えたが、
それでも、守ることなく攻め続ける。
間合いの攻防、
しっかり構え、
相手の面に対し、
出ばな面。
旗は相手の面に。
でも、これは素晴らしい面で、
この場面で、
この面で勝負したことが成長だと感じた。
引き分けで終わったが、
副将の賢至に気持ちは伝わっていた。

副将の賢至は、
弱い気持ちがなく、
思い切り竹刀を振り、
面を2本奪い勝利を決めた。

大将の心は負けたが、
この一戦は、
試合に出ていない子供たちも、
応援の父兄も一丸となり、
全員で勝ち取った勝利だった。

ここで個人戦。
個人戦には、
6年生男子の部に、
心、掌、元陽、
5、6年生女子の部に倫代が出場。
全員が必死に戦ったが、
入賞はならず。
しかしながら、
内容は良く、
一人一人が考えて技を出していた。

そして、
いよいよ団体戦の準決勝。
気合いを入れて、
さあ、勝負。

だか、勝利することは出来なかった。

しかしながら、
この日の試合は、
とても意味を持ち、
これからどう進んで行くか、
道標とできるものだった。
3位入賞おめでとう。

そして、6年生で記念撮影。
主催者の方々、
大変お世話になりました。