いよいよ令和元年もあと1ヶ月となったこの日、
県内最後の県大会が開催された。
石川県、富山県、滋賀県からの参加団体もあり、
ここ最近は、近県大会となっている。
大会前には、
怪我人がいたため、
団体戦1チームで参加。
道場全員で戦うことを誓った。
朝のアップでは、
前日の大会での反省を活かし、
気合いの入った動きに、
何かやってくれそうな感じがしていた。
団体戦は、まずは予選リーグから。
この日は、
倫代、圭、惺、賢至、心という、
今年初めてのオーダー。
初戦、
アップとは違い、
動きが固い。
気迫もなく、
負けることを怖がるような試合をした。
負けることが怖いことは相手も同じ。
負けることよりも、
今まで稽古してきたことに自信を持ち、
勝ちたい気持ちを持つようにと指示をした。
そして。予選リーグ2試合目。
気持ちが吹っ切れたのか、
見違える試合を展開し、
無事、予選リーグを突破した。
気を抜く暇もなく、
すぐに決勝トーナメント1回戦へ。
少し緊張しながらも、
しっかり繋いで勝利。
2回戦も勝利し、
いよいよベスト4を掛けた大一番。
試合前に、
このチーム初めての円陣で気合いを入れて挑んだ。
ただ、初めての円陣の何をしたらいいのか、
とりあえず、
お決まりの、
「絶対勝つぞ」
「おーっ」
と。
試合は、
先鋒の倫代が、
攻めて攻めて面を奪い勝利。
次鋒の圭、
フラフラした動きから、
ここぞと狙い、
出ばな面で勝利。
中堅の惺が、
一本先制する。
勝利が見えたが、
それでも、守ることなく攻め続ける。
間合いの攻防、
しっかり構え、
相手の面に対し、
出ばな面。
旗は相手の面に。
でも、これは素晴らしい面で、
この場面で、
この面で勝負したことが成長だと感じた。
引き分けで終わったが、
副将の賢至に気持ちは伝わっていた。
副将の賢至は、
弱い気持ちがなく、
思い切り竹刀を振り、
面を2本奪い勝利を決めた。
大将の心は負けたが、
この一戦は、
試合に出ていない子供たちも、
応援の父兄も一丸となり、
全員で勝ち取った勝利だった。
ここで個人戦。
個人戦には、
6年生男子の部に、
心、掌、元陽、
5、6年生女子の部に倫代が出場。
全員が必死に戦ったが、
入賞はならず。
しかしながら、
内容は良く、
一人一人が考えて技を出していた。
そして、
いよいよ団体戦の準決勝。
気合いを入れて、
だか、勝利することは出来なかった。
しかしながら、
この日の試合は、
とても意味を持ち、
これからどう進んで行くか、
道標とできるものだった。
そして、6年生で記念撮影。
大変お世話になりました。