黄金色の世界 | じこ報告書

黄金色の世界

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穏やかな秋の陽射しが、行く先を照らしているようだった。
足元には、長く真っ直ぐ続く黄金色の道が延びる。

いちょう並木をとぼとぼと。
目的地までゆっくりと歩く。
並木通りは既にトンネルと化しており、敷き詰めた絨毯のように道路にも落ちた葉が広がる。

黄金色に包まれ、足を左へ向ける。
待ち受けていたもの、そこは秩父宮ラグビー場であった。