自己報告2
その写真家は、テレビの中にいた。
2ヶ月ほど前、ある日の夕方のニュース番組。
夜勤明けでウトウトしていたオレは、つけっぱなしのテレビから漏れる音にそっと聞耳を寄せた。
「一年と余命宣告を受けた女性が、その期日を過ぎても生存しており…」
テレビの中の女性は笑っていた。
『命とは奇跡であり、本当に奇跡だと思ったら絶対に変わる。』
というようなことを言っていた。
気付けば身を起こしていた。
気付けば涙が伝っていた。
番組終了後、オレはすぐにブログに飛んだ。
2ヶ月ほど前、ある日の夕方のニュース番組。
夜勤明けでウトウトしていたオレは、つけっぱなしのテレビから漏れる音にそっと聞耳を寄せた。
「一年と余命宣告を受けた女性が、その期日を過ぎても生存しており…」
テレビの中の女性は笑っていた。
『命とは奇跡であり、本当に奇跡だと思ったら絶対に変わる。』
というようなことを言っていた。
気付けば身を起こしていた。
気付けば涙が伝っていた。
番組終了後、オレはすぐにブログに飛んだ。