122回

椿屋で映画「坂本竜馬」の撮影が無事終了。

映画の俳優、スタッフみんなが、

除夜の鐘を椿屋の前で聞いてます。

美月ちゃんはそのときお部屋。

「年が明ける・・・

 椿屋の主人であり続けることは、

 私には重すぎた」

と嗚咽するのです。

 

一方、こちら麻生家。

年越し蕎麦を食べているのかな~(^.^)

除夜の鐘が鳴っています。

「除夜の鐘や・・」と滝さん。

にっこりする麻生センセイ。

そこに、遠くからボゥー・・という音。

「汽笛の音や・・

 船の多い年には、

 いろんな船の汽笛が呼び合うんや

 外国船、タンカー、観光船、

 いろんな船のいろんな汽笛が、

 いっせいに鳴るんや。

 一年の出来事を語り合うようにな」

除夜には神戸の港で汽笛を一緒に聞こう、

という話は、

滝さんが京都にいたい、と願ったことで、

立ち消えたんだよね?

京都のお家で除夜の鐘を聞いているということは。

でもこのシーン、

麻生センセイと滝さんは、

同じ家で同じ時間を過ごしているのに、

聞いている音も、見てる景色も違うんだね。

「除夜の鐘が百八つの煩悩を鎮めるんやったら、

 船の汽笛は心の中に積もり積もった人の無念を、

 共に嘆いてくれるような音やな」

呟いたあと、お蕎麦をすする麻生センセイ。

滝さんの顔が曇っています。

もうすでに涙目。

「聞こえへん」

急に立ち上がって、

縁側のガラス戸をガラリと開ける滝さんに、

「ええ?」と驚く麻生センセイ。

「私には、汽笛は聞こえへん

 美月ちゃんが泣いている」

ぼろぼろと涙する滝さん。

麻生センセイの表情は複雑です。

 

で・・・その次の瞬間、

滝さんは雪の中、

着物姿で椿屋の前にワープしとりました(@_@)

 

123回

「おかあちゃまは椿屋に戻って来た。

 麻生センセイとのことは、何べん聞いても

 語ろうとはせえへんかったけど」

という美月ちゃんの状況説明あり。

 

美月ちゃんは映画の世界に戻り、

滝さんは椿屋の主人に戻り・・・

はともかく、

滝さんキャラ変してます。

従業員と友達みたいに喋り、

椿屋をお休みして宝塚を観にいきたいと言い、

美月ちゃんによると、

「最近はママの方が椿屋の主人みたいやった」

なんだそうです。

まあ、美月ちゃんもキャラ変してるけど。

 

ジュリー登場回はあと一回くらいだったっけ?

ほとんど忘れています。

あまりこのドラマ、見返してないんだよな~、

好きじゃなくて。

なんというか・・

物語のために人を動かしているんだよね、

人が動いて物語が進んでいるんじゃなくて。

だから見ててモヤっとするのかな。