今日から「ぼんち」の稽古が始まります。
音楽劇だから、とうぜん歌もあるのでしょうが、
やっぱりオリジナルなのかしらん?
どちらにしても、楽しみです。
桜前線と一緒に、ジュリーのお芝居がやってくるのね。
それでは「そこが知りたい」の続きを。
竜「背広をきちっと着て歌っていた時期もあったでしょ?
普通のジーンズにTシャツを着ていたときも。
この頃はますます派手になっている?
それは、派手にしようと思ってしているのか・・・、
ジャケット写真を撮っているところを見たんですけどね、
派手といっても、またちょっと違う、ただ派手じゃないような」
J「路線があるようで、ないんですよね。
まず曲が決まって、ではどうしようかと、という時に、
妖しげだったり、気持ち悪かったり、
好きな人が見ると、いいと言ってくれたり、
というようなね、みんなで見つけ出すわけですが、
必ずしも派手にやるというわけではないですけど。
ただ、普通ではないことをするという考えはあるんですけどね」
ここで早川タケジさんのインタビューが挿入されています。
(早川さんの紹介は、デザイナー&アートディレクター)
衣装デザインのイメージは?という問いかけに、
具体的に♪カサブランカダンディの例をあげて答えていました。
「健全ムードじゃなくて、アル中とかいかれたアンチャンとか、
そういう感じにした方が面白いんじゃないかと・・」
早川さんの衣装絵コンテも何点か紹介。
早川さんは、尖がった絵を描くのよね~。
・・・今のジュリーの衣装って、同じような絵コンテ?
今のジュリーの衣装絵コンテ、ぜひ見てみたいわ。
♪ストリッパー映像を合間に流しながら、
会場に来ていた男性二人にインタビューもしています。
質問は、
「ジュリーの魅力は?」
おそらくジュリーと同年配?と思われる男性、
「そうですね~、近代にマッチした・・・
年取るとね・・年配の、30代の人がね、
ああいう歌を歌うのは、魅力、ものすごく感じますよね。
色っぽいし」
おそらくジュリーよりかなり下の世代と思われる男性、
「男として、誰が見ても・・・、
年ですよね~、年にもかかわらず、
ビッグつうか、根性が湧き出てくる・・
男らしい・・男の魅力ですかね」
世間一般の認識が、34歳はすでに「年だ」
という時代だったんですね~、あの頃。
テレビに出演していても、やたらと言われてました。
竜「30になって何やってんの、という人が10人いるとすれば、
これは祈りに近いんだけど、
何十倍も何百倍も、沢田研二という人を見て、
やってることを見て、
夢にしている人がいると思うの、
俺にはできないけどと」
J「それは嬉しいけどね」
竜「そういう人はいわゆる隠れジュリーファンであってね、
そういう人たちがレコード買ってくれたり、
コンサートにも何十%か来てくれれば、
違ってくると思うのよね、ファイトが」
J「芸とか見世物とか、仕事でアホなことをやるでしょ?
そうすると、人格までアホやと思われるとこがある。
それと同じで、あの人好きや、と言うと、
人格まで、あ、あーいうの?と言われる。
僕ら化粧するから、
おかまっぽい、あんたもおかまか?
と言われる怖さがあるよね。
あれは見せもん、見せもんとしておもろいでっせ、
と言ってればね、
上から見てればいいと思うわけ。
下から見上げることはない。
しょせん、僕らのやってることは見世物だと思うんだけど、
おもろいやん、何が悪いの?
と言ってくれれば。
あれはいい!沢田研二はいい~!そんなことは言う必要ない。
あれはおもろい、あいつは変わっている、
と言って来てくれると、最高ですね」
「沢田研二はいい」というのは、
すごくすごく言いたいんですけど?ジュリー。
日本国民の全員がわかってくれたら、
言うのはやめます。