はね駒㊽の松浪先生

「 母ちゃんが私に言いました、

人には節度つうもんがあると。

母ちゃんがここに来たら、きっと私を叱ると思います。

ぶたれるかもしれません。

でも私は居ます、ぶたれても、居ます!」

「・・帰りなさい」

「 先生」

「 親に背いてはいけない、

お母さんのおっしゃることを大事にしなさい」

「 先生・・私いま、親の言うことよりも、

先生のほうが大事です」

その母ちゃんは玄関口で座ったまま中へは入れず、

おりんちゃんの言葉を聞いています( ̄▽ ̄)

 

「 先生・・目を瞑ってください。

そしたら私のこと見えないでしょ?

私、黙ってます」

とおりんちゃん、座ったままツツツと下がります。

「 なんにも言いません。

見えなくて声も聞こえなかったら、

いないのと同じでしょ?」

( ちなみにジュリーにファンがこの手を使っても、

時間の無駄です(^.^))

 

「 私はここにこうして、黙ってます。

私は居ません。

先生、目を瞑ってください、

ここには誰もいません」

そんなおりんちゃんを見詰めながら、

起き上がろうとする松浪先生。

「 先生!起きては駄目です!駄目!」

 

松浪先生、おりんちゃんの腕を掴み引き寄せる・・

 

ドキリ・・・

先生、一途なおりんちゃんにかなり心が揺れました?

松浪先生(*´Д`)

人生経験が豊かな百戦錬磨の久世さんでさえ堕としたという、

伝説の上目遣いを彷彿とさせます( ̄― ̄)

でも「おぼこ」なおりんちゃんにそれは・・・

すっと伏し目になってゆくところが(*´Д`)

 

「 いない人間なら、手を出しては駄目じゃないか」

とおふとんに横になり、目を瞑る松浪先生。

「 先生・・・」

おりんちゃん、先生のお許しが出ました(^.^)

 

声もかけず、そっと松浪先生の家を出てゆくやえさん。

「 自分ひとりで大きくなったような顔をして・・

偉そうに・・・」

泣き笑いの複雑な表情で呟くのでした。

親にとって、子はいつまでも子なんだよな~。