インフレで中流階級はインフレでハワイも行けない

 このブログは雑記ブログですが、アメリカ経済・アメリカ社会の今を知ることによって今後の投資活動や資産形成に役立てないかと思いながら、記事を書いています。

 アメリカ人の中流階級が世界的インフレによって、もはや行けなくなった旅先5選(5 Vacation Destinations That Middle-Class Families Can’t Afford Anymore・・・中流階級がもう買えない旅先)という記事がBankrateに出ていましたのでご紹介したいと思います。

1.ハワイ

ハワイは最も人気のある旅行先の1つですが、物価が高くなりすぎています。ある旅行プランナーは「大きな問題は、ホテルの料金、食事、ツアーが以前よりも高くなっていることです。従来、私たちの顧客は4つ星と5つ星の一定クラスの旅行者のプランニングをしていましたが、予算を満たすためにホテルのクラスを下げる必要がありました」としています。「今、2人分の旅行のために、宿泊費、交通費、アクティビティ、食事代として、1日あたり少なくとも800ドル(12万円超)の予算を組むことを提案しています(ただし、最近では5つ星をカバーすることはめったにありません)」との事です。
 そして、別の専門家も「ホテル料金には、コロナ禍前ほど季節性が見られません」以前は一泊500ドル(8万円弱)前後だった5つ星ホテルが、ショルダーシーズン(ピーク前のやや混雑した時期)には一泊800ドル(約12万円)から販売するようになりました。マウイ島のような特定の場所は、さらに高価です。ここでは、カップルの1週間の滞在は約4,200ドル(約63万円)に達する可能性があり、これは食事や地元のアクティビティなどへの支出を相当制限しないといけません」としています。

私もコロナ前にハワイで釣りに出掛けて、遊漁船に乗ったのですが、当時は50$程度でした。1ドル110円くらいなので、約5,500円です。それが、今調べると、90ドル弱~120ドル弱です。2万円近くします。ちょっとびっくりするようなお値段ですね。当時は飛行機も10万円弱でした。今はハワイにパックご飯を持っていく旅行者がマスコミに取り上げられますが、日本人にとっても高嶺の花になりつつあるハワイ。アメリカ人も同様のようです。JTBで夏休みに行くと、シェラトン素泊まりで約40万円でした。

 

続いては、アメリカからは日本より近いはずの欧州が続きました。こちらをご覧いただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。