Kanaです。
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先日実家に帰省したとき、母と一緒におはぎを作りました。
なんとこのあんこの小豆、今は亡き祖父母が約30年前に作ったもの。
叔父が蔵を整理していたときに見つけ、捨てそうになったものを
父母がもらって帰ってきたそうです。
母曰く、普通に炊くと固かったけど、圧力鍋を使うと柔らかく煮えたそうで
食べてみるととても美味しいあんこでした![]()
(私は包むお手伝いだけ(笑))
祖父母が作った小豆と聞いて、
祖父母が小豆を縁側で干していた光景を思い出しました。
幼いときの記憶の片隅にあったその光景が
とても懐かしくて
とても愛おしくて
よりおはぎが美味しく感じられました。
幼いときに見た一場面を、意外と覚えているものですね。
祖父は口数の少ない人でしたが、
お絵描き大好きなわたしのために
裏が白いチラシを集めてくれていて
遊びに来たら「はい」と渡してくれました。
祖母はお喋り大好きでチャーミング。
芯が一本通っているような
逞しさを感じる人でした。
2人を思い出すとき、そこにあるのは
いつも笑顔。
思い出すだけで少し幸せな気持ちになれます。
想い、言葉、料理の味など
人から人へ受け継がれていくものがあるなと
改めて思いました。
私が子どもたちに伝えたい想いは何かな?
どんな言葉を、思い出をプレゼントしたいかな?
子どもたちには、どんな顔のわたしを
思い浮かべてほしいかな?
おはぎを食べながら
そんなことを考えた日でした。
お読みくださりありがとうございました![]()
