心に確かにまだ残る熱さを感じている時に
文字に残していこう。
2022.5.14
sailormoonsuperlive
セーラーヴィーナスとして
Japan Paradeに参加させていただきました
Paradeに参加してくださった皆様
応援してくださった皆様
誠にありがとうございました。
セーラーヴィーナス/愛野美奈子ちゃんと出逢えたのは2018年の夏でした。
オーディションで合格連絡が来たあの日。父と母から優しい声で"良かったね"と言われ、私は両親の嬉しそうな顔にまた涙が止まらなくなって、泣きじゃくった夜だったことを覚えています。
私が幼少期の頃、リアルタイムで流れていたアニメ美少女戦士セーラームーン。
一気に虜になり、私自身の記憶は少し記憶が定かではないのですが母から聞くと、グッズだらけだったそうです。
そういえば、あの変身スティックを持っていると本当に変身出来るんじゃないかとも思っていたような気がする。
幾つか歳を重ねて、次にハマったのがミュージカルセーラームーン。何度も、何度も同じくセーラームーンが大好きだった従姉妹と擦り切れるほどビデオを見ていました。曲もほぼ覚えてた。
9歳から舞台の世界に入り
どんどん好きになって
自分に衝撃を与えた一つであった
美少女戦士セーラームーン
いつか
いつか私も戦士として出演したい
子供の頃からの夢でした。
東京プレビュー公演
いつまでも色褪せることのない
大切な、大切な公演でした。
部活動のように汗だくになりながら、時には正解もわからなくもなりながら、毎日もがいてた。
迷った時や苦しくなった時はすぐに漫画を読み返していた。いつも答えは美奈子ちゃんが、そして皆が教えてくれていた。
仲間と共に駆け抜けた、かけがえのないあの時間があったからこそ今のわたしがあると言っても過言ではありません。
そして
プレビュー公演を終えた時に芽生えたもう一つの夢
"海外でパフォーマンスをする"
sailormoonsuperliveのメンバーの皆が、パリ、ニューヨークと公演を成功していく姿を見て、
このカンパニーの一員になれた事にとても誇りを持っていました。
パリ公演は、実際に観に行かせていただき、客席から見届けることができました。
あの日は特に…美少女戦士セーラームーンが本当に世界から愛される素晴らしい作品なんだなと、身を持って実感した瞬間でした。
カンパニーの一員として恥じないよう
意識を高めて準備をしていこう
決心しました
そんな時に襲ってきた未知のウイルス。
どこに悔しさをぶつければいいのか
世界中に広がってしまった果てしない戦い。
会うこと、話すことが出来なくなってしまったこの世界で、私自身正直希望を失いかけていた時期もありました。
そんな時救ってくれたのは応援してくれるファンの方々の存在でした。
会えない時こそ繋がれるネットの時代。SNSや配信を通じて皆様と何度も話し、私は何度も勇気をもらっていました。
エンターテインメントの世界で生きる事を目指し、そして叶えたひとつの夢。
ここで負けてたまるかと
ピンチはチャンスなんだと
負けたくない気持ちが、この時代を過ごす時間が長くなるたび募っていきました。
そんな時によく聴いていたのはセーラームーンの歌達だった。
乙女のポリシー
セーラースターソング
どんなピンチなときも
絶対諦めない
そうよ
それが
可憐な乙女のポリシー
何度も救われ、何度もパワーをもらってきました。
ある時から後ろ向きをやめて
とにかく信じ続けて、ひたすら役作りの為ボディメイクを始めた。身体を動かすのが大好きな私は、汗をかいたりする瞬間本当に生き生きとしていた気がする。
来たる2022年
セーラーヴィーナスとしてパフォーマンス出来る日が決まった。
その連絡が来た時はまた泣いた。びっくりするほど泣いた。どうしてこんなにも泣き虫なんだって自分でも驚いてしまうくらい。
感謝の気持ちを込めて、演じていこう。
セーラーヴィーナス
貴女は、私にとっての女神です。
本当にありがとう。
貴女に何度も何度も救われ、貴女と共に見た景色は本当に綺麗で輝いていて。一生の宝物です。
今ブログを書いていても涙が止まらないや。
そして、大切な5戦士の皆
なっちゃんムーン
うみのマーキュリー
きょうちゃんマーズ
しおジュピター
皆と一緒に出来たあのパフォーマンス、一緒に過ごした時間、ずっとずっと忘れる事はありません。
大好きです。心から感謝を込めて。
そしてsailormoonsuperliveのカンパニーの皆からも始まる前や、終わった後もたくさん…本当にたくさん温かい連絡をもらいました。
素晴らしすぎるカンパニーです。大好きです。
今1番に思うことは、皆に逢いたい。
皆と部活動のように、ただひたすらにセーラームーンという作品をお客様に届けるべく向き合ったあの時間が恋しい。
ニューヨーク。
いつまでも憧れの場所。
夢にまで見たニューヨークでのパフォーマンス。
実は過去2回ニューヨークにレッスンを受けに訪れた事があるのですが、その時の記憶も未だ記憶に新しく残っていて、街の人達も、街も、全てが明るくポジティブで、歩くだけで元気になりました。
大好きなダンス、また今度はレッスンを受けに行きたいし、ミュージカルも観たいです。
人生は続いていく。
昨日から新たなお稽古も始まった。
ただ、今確かに一つ言えることは、2022年の人生のページはとても濃いものになるのだろう。
このページを幾度も見返したくなるのだろう。
それほどに、素晴らしい経験をさせていただきました。
改めて
支えてくださったスタッフの皆様
現地スタッフの皆様
5戦士の皆
家族の皆
大切な友達
応援してくださった皆様
本当にありがとうございました。
I will always love you.
後藤紗亜弥