私はついに明日福岡に帰る。
なんだかあーちゃんと離れたくなくて起きてから見送るまでの間ずっとひっついてた。
寂しいよーなんて言いながら。
いってらっしゃいのちゅうはいつもより少し長くしてもらってバイバイした。
今日は雨。
あーちゃんから今日は室内練習だよと連絡がきた。場所を教えてもらい私は10::00に着くように出発した。室内練習所は2階から見れるようになってて、あーちゃんは仰向けでするストレッチをしながら私を見てサインを送ってきたりしてた。
少しして
「サインわかった?れなちゃん可愛いね」
とメールが入ってきた。
私は喉が渇き外にある自販機にドリンクを買いに行った。
室内に戻ろうとしたら入り口のとこにあーちゃんが記者やファンに囲まれてる姿が見えた。あーちゃんも私に気づいたみたいで目が合い私はみんなに分からないようにニコッと笑ってあーちゃんの横を通って二階に上がった。
二階には休憩室があり私はそこに座り少し休憩をしてた。
少ししてあーちゃんから
「どこにいるの?今室内にいるよー」
と入ってきた。
あーちゃんは私の姿が見えないといつも心配してくれた。いつも移動するたびにどこどこへ移動するよーと連絡をくれた。そんなあーちゃんも大好きだった。
今日は終わるのがすごく早くて1:00には
「今からジム行って帰るね」
と連絡がきた。今日はどこも行かず、ホテルに帰ることにした。昨日あーちゃんより遅く帰ったのを後悔したから・・・だって早く帰ってたら少しだけど一緒にいる時間が増えたてのに・・・
あーちゃんは今までの中で1番早く帰ってきた。
どこかに行こうと言われバッティングセンターに行った。
あーちゃんがバットを振る姿を見るのは今日で2回目。
1回目は、この前練習を見に行っててあーちゃんの休憩中電話でお話ししてて私があーちゃんがボール打つ姿とか見てみたいなーとふざけて言ったら、今からブルペン裏においでと言われ行くと誰かにボールを投げてもらってあーちゃんが打ってくれてた。
でも今日目の前であーちゃんの打つ姿を見れて感動。
あーちゃんはほとんど全部のボールに当たってて私は何でそんなに上手と?と言いながらかっこいいー感動と叫んでた。あーちゃんは左打ちなどもしてくれた。
次はれなの番と言われバットを渡された。
私は生まれて初めてのバッティング。
ボールが早くて全然見えないけど適当にバットを振ってたら何度かちゃんと当たりボールが飛んでいって私はますます感動。あーちゃんもうまいと誉めてくれた。調子にのり続けてたらだんだん当たらなくなりあーちゃんに打ち方を教えてもらった。そしたらまた打てるようになってきた。
久しぶりにいい汗をかいた。
また交代であーちゃんの番。
バッティングセンターの中央の上の方にホームランと書いてある看板があり、あそこにボールが当たると音楽が流れてくるんだよと教えてもらった。
『レナもその音楽聞いてみたいー』
『じゃあ俺がもし音楽鳴らしたらどうする?』
『なんでも言うこときく』
『言ったね。じゃもし当てたら帰るの延期して?』
少しうれしかったし当たるわけがないと思い
『いいよー』
と返事した。当たるはずないと思いつつも当たれーと心の中で叫んでた。
本気モードのあーちゃんは何度も看板のぎりぎりのとこにボールを飛ばした。
でも結局は1度も当たらなかった。
残念だったねーと言うといきなり足元に落ちてたボールを看板めがけて投げた。
結局当たらず、私はズルイといい止めた。でも私から逃げながらまた投げた。
すると急に大きな音で音楽が流れ始めた。さっきのボールが当たったらしい。
私はビックリした。あーちゃんはすごい笑顔で喜んでやったー。まだいてくれるんだよねー。とはしゃいでた。そんなあーちゃんが可愛くてついつい分かったと答えた。
結構看板遠いとこにあるのに投げても当たるんだ。
私ももう1回音楽が聞きたくて投げてみた。
私の投げたボールは当たるどころかまったく届かなかった。
何度投げても同じであーちゃんにコツを教えてもらったけどまったくだめだった。
諦めホテルに帰ることにした。帰りあーちゃんはすごく喜んでた。私もうれしかった。帰りはタクシーを使わず歩いて帰ることにした。もう夜だし裏道だし手をつなぎくっついて帰った。
ホテルに着いてあーちゃんがフロントに宿泊をのばせるか聞きに行った。
するとちょうど土・日で私は明日帰ると伝えてたから満室らしくあーちゃんが困った顔で帰ってきた。
他のホテルに後で聞いてみるとあーちゃんがいいご飯をとりあえず食べ行くことにした。
今日もお気に入りの日和に行った。
いつものようにオレンジジュースで乾杯。
最近体にいいというオレンジジュースも毎日飲んで毎朝早起きして腹筋も毎日して2人の約束の禁煙もちゃんと続いてて健康な生活を送ってるなー。
今日のご飯の時間はアスパラの話で盛り上がった。
ご飯にアスパラがあって食べてるとあーちゃんがニコニコしながら
『知ってる?アスパラって植えたら1日でここまで伸びるんだよ』
と言い出し、私は絶対に有り得ないって言うのに自信満々で言い張るからお互い友達に電話して確認することにした。結果お互いの友達にも有り得ないと言われあーちゃんはショックを受けてた。
あーちゃんの携帯はいつもマナーモードでポケットの中に入れてある。たまにマナーモードの音が聞こえてきて私にごめんねって言ってるような顔をしてこそっと携帯を見たりメールを返したりしてる。
今日もご飯を食べてる時テーブルで私から携帯が見えないように足元でメールを返してた。
こそこそされるとなんだか逆に悲しかった。
ご飯も食べ終わり部屋に戻るとあーちゃんが写メを撮ろうと言い出し私達はたくさん一緒に写真を撮った。あーちゃんの携帯でもたくさん撮ってて待ち受けにすると言ってた。あーちゃんが化粧を今までしたことないと言い出しあーちゃんに化粧をしてあげることになった。私とまったく同じメイクに仕上げた。
あーちゃんは可愛かった。ちょっとファンでが白く感じたけど似合っててあーちゃんは笑ってた。
化粧した顔でもたくさん写真を撮った。
あーちゃんは自分の携帯を私に預けたまま写真を撮り終わるとテレビを見始めた。
この私が知ってる携帯は奥さんが存在を知らない携帯で、私と知り合う前から持ってると言うことはこの携帯の中には私みたいな女の子のアドレスがたくさん入ってるんだと思う。
今あーちゃんはこの携帯を私に渡したままで中を見ようとしたら見れる状況で見たいと思ったけど、あーちゃんが私に渡せると言うことは気にするようなことがないと言うこと。と思うことにして携帯をテーブルの上に置いた。
10:00過ぎて今日もあーちゃんの携帯がなった。でも今日は自分の部屋に戻ることはなかった。ずっと一緒にいてくれた。どうしたんだろう?気になったけど素直に喜ぶことにした。
2人でテレビを見てると部屋の電話がなった。
フロントからで明日からもこの503号室を使っていいという連絡だった。
あーちゃんと私はよかったと喜んだ。
実は明日あーちゃん練習お休みらしく朝から選手達でゴルフに行かないといけないらしい。
昼には終わるからデートしようねと言われた。
すごく楽しみ。またあーちゃんと宮崎でデートできるなんて思ってもみなかったからすごくうれしくてあーちゃんに抱きついた。ありがとう。
今思えばこの宮崎にいる時が私にとって1番幸せな時だったんだろうな・・・
毎日一緒にいれて、周りの目を気にしなくてもいい場所もあってホテル周辺から少し離れたとこだったら普通に手をつないで歩けるし、あーちゃんはすごく優しいしたくさん愛を送ってくれてたし、奥さんの存在もそこまできつくは感じてなかったし。。。
ずっとずっとあの頃が続いてくれてたら幸せでいれたかな?こんなに苦しい思いはしなくてすんだかな?
ずっと笑っていれたかな?