朝9:00前あーちゃんから電話がかかってきた。

あーちゃんの声で目覚めるのは幸せ。

今日はキャンプ最終日。これから最後の練習に行ってきますの電話だった。

最後の練習見たかったな・・・

って言ってもキャンプほとんど一緒にいたんだけど・・・


電話をきり、私は最後の練習頑張ってねとメールを入れた。


12:00あーちゃんのお昼休憩の時間またまた電話がきた。

1日に何回もあーちゃんの声を聞くことができてあーちゃんの愛を感じた。電話が終わるといつものようにメールのやりとり。

「今日はサボってないよ。もう少ししたらランニングです。頑張ろう。話ししてると楽しいし時間を忘れるよ。また後で話そうね。」

本当に本当に幸せだった。


15:00

「キャンプ終わりです。これから手閉めだよ。よーぉって閉めて終わりです」

キャンプが終わったらあーちゃんは奥さんのもとに帰ってしまう。

終わったと連絡がきてすごく悲しかった。

これから2ヶ月冬休みにはいるって言ってたのを思い出す。

その2ヶ月間あーちゃんに会える日なんてあるのかな?

連絡どのくらい取れるもかな?

すごく不安でいっぱいになった。

あーちゃんからホテルに戻って荷物だししてるよと連絡がきた。

あの503号室ももうばいばいなんだ・・・

宮崎で一緒にいたことがあーちゃんの頭から消えないでほしいと思った。すると

「宮崎にさよならするのは寂しいね。れなちゃんとの思い出たくさんできたね。」

といってくれた。

私はあーちゃんに

「もう荷物だし終わりそう?なんだか寂しいね。ねぇあーちゃんまたすぐに会えるかな?」

と勇気を出して聞いてみた。

「まだ終わってないけどほぼ終わり。寂しい?12月福岡に行くよ。病院に行くんだけどレナに会いに行くんだよ。楽しみだよ」

予想もしなかった答えが返ってきてビックリした。いや、めちゃめちゃ嬉しかった。

あーちゃんにまた会える。嘘でもレナに会いに行くんだよって言葉が何よりうれしかった。

この先あーちゃんとどうなっていくかわからないけどあーちゃんとずっと一緒にいたい。あーちゃんといろんな思い出つくりたい。なにがあってもあーちゃんから離れたくない。あーちゃんを大切にしたいって心から思った。

あの時あんなに思ったのに・・・・


荷物だしが終わるとあーちゃんから電話がかかってきた。

あーちゃんが福岡にくると聞いて私はあーちゃんにどれだけ嬉しいか伝えたらあーちゃんもまたすぐにれなに会えるって喜んでた。あと半月ほど我慢したら会える。

私はそれだけを楽しみに仕事を頑張った。


実は夜のお仕事はあと少しで辞めることになった。

12月にお店をオープンできることが決まったから。

今は夜のお仕事とお店のオープン準備両立させながら働いてた。

両方一気にすることはたぶんすごく大変できついことだけど、あーちゃんがいてくれると思うとそんなのも感じることなく毎日楽しく働けた。今は全部がうまく行き過ぎてて怖いくらい。あーちゃんもオープンできることをすごく喜んでくれた。

でも人生そんなうまくできてない。

落とし穴は絶対くるんだよね。。。

この時は何もかもが幸せで心配なんてしてなかった。

まさかこんな結末になるなんて。

ずっとずっと夢みてたかったな。

終わりのない幸せな夢を。


昨日は1人で寝るのに慣れなくて遅くまで起きてた。

昼過ぎ目が覚め携帯を見るとあーちゃんから2個メールが入ってた。1個目は

「やばい!寝坊した。どうしよ。。。れなちゃんおはよう。あと2日練習頑張ってきます。」

えっ?昨日朝までお話してたから起きれなかったんだー。どうしよう。大丈夫かな?

起きたばかりの寝ぼけた頭で心配してたら下の方に続きがあり、

「うそだよ。寝坊してないから心配しないでね。行ってきます。(^3^)Chu!!!」

と書いてあった。

一瞬騙されるとこだった。

2個目は

「爆睡???今日は暑い」

というメールだった。


私はあーちゃんに返事を返してベッドから起き上がった。

今日は久しぶりに夜のお仕事。しかも同伴の約束があった。

用意している間もあーちゃんとメールのやり取りをしていた。

「練習終わったよ。れなちゃんまた忙しくなるんやね。寂しいよ。早く会いに行きたい」や

「あーちゃん元気ないよ。練習も身についてないよ。でもまた会うときまで頑張らないとね。2人のサインいっぱい考えとくよ」

こんなやり取りの中宮崎のホテルで2人で撮った写真つきのメールが送られてきた。

「れなちゃんこの写真持ってる?れなちゃんギュッだよ。そして(^3^)-☆Chu!!!今れなちゃんのことしか考えてないよ」

その写真は2人ちゅうをしてる写真だった。こんなのいつ撮ったかな?なんて思いながらそのメールを見て何だか嬉しいような悲しいようななんとも言えない気分になった。私のことしか考えてないって今だけでしょ・・・その他の時間は家族のことを考えてるよね・・・私のことを考えてくれる時間はほんの少しだけ・・・

私は少しいじけて

「あーちゃんの中からいつかレナは消えちゃう日がくるんだろーな」

なんて送ってみた。すると返事は

「俺の中からレナは消えないよ。ずっと想ってるからね。日和行こうや。今日同伴だったら電話できないよね?宮崎にいる間少しでもれなちゃんと話しをしたいと思ってるから無理じゃなかったら仕事終わってから電話してほしいな」

と入ってきた。またまたなんとも言えない気持ちになった。ずっと想ってるって言葉は嬉しかったけど宮崎にいる間少しでも話したいってやっぱりキャンプが終わっちゃうとあまり連絡取れなくなっちゃうんだよね・・・

「わかった。あーちゃんが大丈夫なら終わって電話するね」

と返信した。

「大丈夫。待ってる。ごめんね。今話したいんだけどマッサージ受けてるんだ。レナちゃんのマッサージ気持ちよかったよ。でも腰やってくれなかったからね。。。今度腰やってもらおう」

「じゃあ腰のマッサージ勉強しなきゃ」

「ちゃんと勉強しといてね。うそだよ。今マッサージ終わったよ。仕事頑張ってね。終わったら電話待ってるよ」

なんてやりとりをして私は中州に向かった。


あーちゃんは奥さんや子供がいるけどそれを忘れてしまうくらいマメに連絡をくれるし愛をくれた。

あーちゃんが結婚してることが夢だったらいいのに。


仕事中ずっと頭の中はあーちゃんでいっぱいだった。

あーちゃんに会いたい。あーちゃんとお話ししたい。

なんで私今こんな見ず知らずの男の人とお話ししてるんだろう・・・あーちゃんとお話ししたい。

まったく仕事する気がおきなかった。


夜11:00頃あーちゃんからメールが入ってきた。

「お疲れさま。本当に寝て待ってるから電話してね。絶対起こしてね。ワンコールはいかんよ。不在着信の履歴見たらわかるっちゃけんね。れなちゃん早く話したいよ。夢みないかなー。」

なんで私がワンコールしようと思ってたことばれちゃったんだろう。。。

明日もあーちゃんは朝早くて昨日も遅くまでお話しててあまり寝てないからあーちゃんを起こしたくなくてワンコールしてかけたよ。と言うつもりだった。ちゃんとかけないとあーちゃんにいわれちゃううなー。


私は仕事が終わりすぐに電話をした。

あーちゃんはすぐに起きた。

昨日電話でお話したのに懐かしく感じるあーちゃんの声はやっぱり愛しかった。

あーちゃんの優しい声と話し方。

あーちゃんとの電話はあっというまに時間が過ぎてく。

今日れなちゃんがいないから練習やる気がしなかったーと言ってて私は少し怒ったフリをして注意をした。

私もあーちゃんのことばかり考えて全然仕事する気が起きなかったことを棚にあげて(笑)


いつの間にかすごく話し込んでて朝になりそうだった。

私は慌てて「電話を切ってもう寝ないと!」と言うと「嫌。」と言われたけど押し切って電話を切った。

あーちゃんごめんね。こんな夜遅くに起こして。明日もあーちゃんが練習頑張れますように。


今日もあーちゃんが隣にいないと思うとなかなか眠れなかった。

どのくらいたてばあーちゃんが隣にいなくても安心して眠れる日がくるんだろう。

あーちゃんのあの大きな腕の中で眠りたい。

寝る前のこの時間が1番寂しかった。


早くあーちゃんに会えますように。

せめて夢の中でいいからあーちゃんに会えますように。


毎晩そう願って眠りについた。

私は一時動けずぼーっとしてるとあーちゃんから電話がかかってきた。


『ちゃんと起きてる?荷物まとめたり用意しないとだめだよ』


何で私がまだ何もしてないってばれちゃったんだろうと思いながら、わかった。後でね。と返事をして準備を始めた。

9:00あーちゃんからメールが入ってきた


「れなちゃん。今日は気をつけて帰るんだよ。大旅行は楽しかった??福岡に帰らせなかったかられなちゃんの友達に迷惑かけちゃったね。もっと一緒にいたかった。でも、こんなに長く一緒にいられるとは思わなかったからすごく嬉しかったし、楽しかったよ。会えなくなるのは寂しいね。また早く会いたくなるだろうな。れなちゃん好きだよ。仕事無理せず頑張ってね。睡眠不足だからしっかり睡眠とるんだよ。また会える日を楽しみにお互い頑張ろうね」


いつものように絵文字たくさんのメール。私は思わず涙が溢れてきた。せっかく化粧したのに。

あーちゃんに会いたい。今すぐ会いたい。会ってぎゅってしたい。さっきまであーちゃんの胸の中にいたのに。


9:30部屋を出ると掃除のおばちゃんがいた。


『もう帰るの?寂しいねぇー』


なんて言ってくれた。私も毎朝お話してたから寂しかった。

フロントに荷物を預かってもらって私は球場に向かった。


いつものようにあーちゃんが練習してる近くの席に座った。

毎日1番初めのメニューのランニングとストレッチ。

すぐそこにあーちゃんがいるのにあーちゃんに抱きつくことも話しかけることすらもできない。

本当に今日福岡に帰るんだと思うと涙がまた溢れてきた。

涙は止まらなかった。

周りにたくさん人がいるのに。。。

あーちゃんにもし私が泣いてることが見つかっちゃったらどうしよう。

私は声を殺しながら1人泣いた。


なんとか涙も止まってあーちゃんの姿を目で追った。

いつもよりも私の方を見てくれるあーちゃん。

いつもよりもたくさんサイン送ってくれるあーちゃん。


今からブルペン横で昨日のように補強練習だよ。

と連絡がきたのはお昼ごろ。

私はもう少しで帰らないといけない時間になる。

ブルペン横に移動しながらまた涙が流れてきた。

このままじゃあーちゃんのとこに行けないと思いトイレに駆け込んだ。

落ち着くまでトイレにいてブルペン横に行こうと思った。

するとあーちゃんから電話がかかってきた。


『今どこ?』


『今トイレだよ・・・』


『れなちゃんの姿がなかなか見えないからもう帰っちゃったかと思ったよー。早くおいで。』


涙をこらえ練習を見に行った。

ブルペン横に着いた時他の観客は1人もいなく、あーちゃんは私を見てにっこりと笑ってくれた。

あーちゃんの笑顔は小さな子供みたいにすごく可愛い。


13:00 私はもう球場を出ないといけない時間になった。あーちゃんに


『帰るね。ばいばい』


って言って最後に抱きつきたい。でもそんなことできるわけもなく私は心の中であーちゃんに別れを告げて席を立った。


ばいばいあーちゃん。またすぐに会えるよね。


私はまた溢れてこぼれ落ちそうな涙をこらえながらあーちゃんを見た。


すると私が帰るのに気づいたのかあーちゃんはブルペンの横にある休憩室に入って行った。

そして私の携帯がなった。

あーちゃん。


『もう帰るの?嫌だ』


『れなだって嫌だよー。まだいたいけどもう時間だから・・・』


こらえていた涙が一気にこぼれ落ちた。


『泣かないで。今どこ?』


『今ブルペンの近くだよ。』


『ん?どこ?         ねぇもう少し右にずれて、こっち見てみて』


『ん?こっちってどこ?』


あーちゃんは私にしか見えないようなとこに移動してて私に最後のあーちゃんの姿を見せてくれた。

今すぐ抱きつきに行きたかった。


『見える?ねぇれなちゃん。大好きだよ。気をつけて帰るんだよ。』


『見えるよ。ありがとう。    大好き。    大好き。   じゃぁいくね。ばいばい・・・』


『大好き。ばいばい』


あーちゃんは大好きという言葉と一緒に大好きのサインを送ってくれた。

私もサインを送り返しタクシーまで早足で歩いた。


タクシーの中で運転手さんにばれないようにたくさん泣いた。

またすぐ会えるっていってくれたけどいつ会えるかなんて分からない。


ホテルに荷物を取りに行き私は空港に向かった。

その途中あーちゃんからメールが来た。

「れなちゃんにもう一度サイン送りたかった。もう一度ぎゅってしたかった。帰ったらだめだよ・・・帰ってほしくないよ・・・でもまたすぐ会えるよね?今れなちゃんとの大旅行を思い出してるよ。観覧車にも乗ったよね。楽しかったよ。泣いたらだめだよ。気をつけて帰ってね。すぐれなのとこに会いに行くからね。」

私はまた泣いた。


飛行機の窓から見る宮崎の景色はなんだか悲しかった。

一人で乗る飛行機も寂しかった。この前まではあーちゃんが隣で手をずっと握っててくれたのに。右手が冷たく感じた。

福岡に着くと宮崎よりも寒く感じた。

あーちゃんがいないから寒く感じたのかな・・・


17:00 あーちゃんからメールが来た。

「ただいま。今日は練習が長かったー。れなちゃんホテルで待ってるんやろ?なんてね・・・無事に着いたかな?ジムの隣のバッティングセンターで一緒に打ったよね。今日まで一緒にいたことを思い出したら本当に楽しかったよ。」

もうお家に着いたけど今外にいることを伝えると

「れなちゃんにしたいことがあるとって。テレビ電話したいけど何時に帰りそう?今日7時からミーティングが1時間くらいあるかもしれないんだ。今日夜仕事?仕事なら仕事終わってからでもいいよ。でも起こしてね」

「たぶん7時には帰るよ。今日はお休みだけど友達にお土産渡しに行かなきゃ。じゃあ8時過ぎに電話していい?」

「分かった。待ってるね」


夜になりあーちゃんと電話でお話した。

あーちゃんはテレビ電話でサインを送ってきた。離れてるけどあーちゃんが携帯に映ってる。寂しく思うのはやめよう。

あーちゃんはれなと出会っていままで何個メールのやり取りをしてるか一個ずつ読み返しながら数えてたらしくその途中にレナからメールがきて分からなくなっちゃったー。と嘆いてた。でも100以上だよ。と話してた。


友達にお土産を渡しにいき、帰って寝る準備をしてるとあーちゃんから電話がかかってきて結局朝の4:00までお話してた。

毎日こんなに何を話してたんだろう・・・

でもあーちゃんと話してるとたわいもない事でも楽しく感じてなかなか途切れることはなかった。

気づけばもう4:00で慌てて電話を切った。

「れな。好きだよ。お休み(^3^)-☆Chu!!!」

おやすみ☆れなの大好きなあーちゃん。


あーちゃんに早く会いたい。

でもこんなにたくさん連絡とり合えてるんだから今は寂しいなんて考えないようにしよう。

いつでもそばにいるよ。っていってくれたんだし。


でもね、毎日毎日あーちゃんの隣であーちゃんの胸の中で眠ってたから今日はなんだか眠れそうにないよ・・・

あーちゃんが隣にいてくれないと眠れなくなっちゃったよ。


今すぐあーちゃんに会えないならせめて夢の中であーちゃんに会えたらいいな。





昨日夜あーちゃんと私にぴったりな音楽みつけて着信音楽をお揃いにしようと話し合ってた。

昨日見つけることができなくて今日私に考えててねとあーちゃんに言われ朝からいろいろ考えてた。

でも私の頭に浮かんでくるぴったりな曲はどれも悲しい音楽ばかりでなかなかみつけられなかった。


今日も10:00にグランドに着いた。

ランニングとストレッチから始まるいつもの風景。

毎日見てる同じ風景なのにまったく飽きない。

それが終わると「サブグランドに移動します」というあーちゃんからの連絡。

その連絡と同時に移動する私。

サブグランドは選手と観客の距離がかなり近くて毎日ドキドキする私。

サインをたくさん送ってくれるあーちゃん。

お昼時間になり休憩場所に戻ってくあーちゃんを見送り少しすると電話がかかってきてお話しをする。

そして誰よりも早くご飯を食べ終えて私のいるサブグランドに戻ってきてくれるあーちゃん。

今日はいつもよりも少し寒くてずっとじっとしてた私は鳥肌がたったりしながら練習を見てた。

そんな私に気づいたのか

「大丈夫?無理して練習見なくていいからね。風邪引かないようにするんだよ。肩見てもらってからランニングにいきます。(^3^)chu!!!」

というメールが入ってきた。そんなあーちゃんが大好き。あーちゃんからのメールの最後はよく(^3^)chu!!!がはいってる。


「今日の練習終わりです。」


と入ってきたら私はタクシーを呼び先に帰る。そして


「気をつけて帰ってね。今日はジム行って終わりだよ」


などちゃんと全部を報告してくれる。これが宮崎にきての毎日の流れだった。


今日は5:00頃私の部屋に帰ってきた。

この生活もついに今日まで。

今日はご飯の時間までいつも以上にあーちゃんにべたべたくっついてた。少しでもあーちゃんと離れたくなかった。


今日あーちゃんに2人の曲を考えておくように言われてたけど結局分からなかった。


『曲考えてくれた?』


『考えたけど悲しい曲しか思いつかない』


『なんで?』


『だって・・・今日は無理だったけどちゃんと考えるね』


『わかった。早めにね』


だって2人にぴったりな曲なんて悲しい曲しかない。あーちゃんは私だけのものには絶対なることないし、私はあーちゃんの何なのかよくわからないし・・・でもそんなことあーちゃんには言えない・・・


今日もご飯は日和に行った。

ここのご飯を食べれるのも今日が最後だね・・・なんて話しながら。

毎日食べてるから2人のお気に入りのメーニューがもう決まってて今日はお気に入りのメニューを全部頼んだ。

お腹いっぱいで部屋に戻り2人は横になりいろんなお話をした。


今日は奥さんの方の携帯を持ってきてるらしくいつもの時間に携帯がなってた。

あーちゃんは今日は1回自分の部屋に戻った。


『まだちゃんと起きてる?今から戻るね』


いつものように連絡がきてすぐあーちゃんは私の部屋戻ってきた。

宮崎で入る最後のお風呂。いつものようにお湯をためて入浴剤を入れる。いつもと違うのは今日は最後だから残った入浴剤が1つしかなく今日はどの入浴剤を入れるか考えることができないこと。今日はいつもよりも長風呂をした。

あーちゃんと一緒に入るお風呂はすごく楽しい。


今日は最後の夜だからできるだけ起きてお話しようと言われた。

いつものように腹筋をしてお話しをした。夜あーちゃんとくっついてベットの上に横になりお話するのが最近の私の1番の幸せな時間。それも今日までなんだと思うとすごく胸が痛かった。いつもよりもぎゅっと強く抱きしめてくれるあーちゃんの腕の中で朝が来ないように願いながらお話しをする私。私もいつもよりもずっと強くあーちゃんに抱きついた。


どれだけこないでと願っても絶対に朝はくる。

結局ほとんど寝らず6:00は近づいてきた。

少しずつ明るくなる空。

明るくなってくるにつれてどんどん現実に引き戻される私。

なんで朝はくるんだろう・・・


いつもの見送り。

あーちゃん行かないで?

あーちゃんと抱き合えるのは最後。今あーちゃんと離れると次はいつ抱きしめてもらえるかわからない。

あーちゃんと離れたくなかった。

いつもより少しだけ遅くまで一緒にいてくれた。


『今日も飛行機の時間まで練習見に来てくれるんだよね?待ってるね。気をつけて帰るんだよ』


あーちゃんは私にそお言って最後にぎゅって抱きしめていつもより長いキスをして自分のホテルに戻って行った。


ねぇあーちゃんこれが最後なんかじゃないよね?

また会えるんだよね?

寂しい。

行かないで。

一人おいて行かないで。

帰りたくないよ。

あーちゃん・・・


いつものように6:00起床。

今日はあーちゃんはみんなでゴルフの日。

いつもの時間にバイバイした。

あの頃あーちゃんが毎日聞いていた「さくら」今でもその曲を聴くとあの楽しかった宮崎の日を思い出して胸が苦しいよ。


私はあーちゃんが帰ってくるまでホテルの周りを少し散歩して、待っていた。


昼頃あーちゃんから帰ってきたと連絡が来て私の部屋まで迎えに来てくれた。


『寂しかった?ごめんね』


って優しく抱きしめてくれた。幸せだった。


今日は岬まで行く約束をしてた。この前グリーンパークに行ったとき、もっと奥には何があるんだろうと話しててホテルに帰って地図を見て見つけた岬。私達はタクシーに乗って岬まで連れて行ってもらった。


『着きましたよ。ここから先は歩いてしか行けないからね』


と言われ、私達はタクシーをおりて少し細い道を歩いた。

岬まで行く途中に大きな岩と岩の間に崖のようなとこがあり下を覗くと波が大きな音をたてて岩に当たっていた。近くに看板がありこの大きな2つの岩は波で削られこのような形になったと書いてあって2人で感動しながら打ち寄せる波を眺めてた。この崖は柵がしてあるけどすごく恐いとこで2人で落とすふりをして脅かしあったりして遊んでた。

その後もう少し上の方に登り岬に着いた。この岬は海に向かって細い崖の道が続いてて崖の先のほうまで行けるようになってて、あーちゃんが私の手を引きながら足場の悪い崖道を歩いていった。着いたころはちょうど太陽が夕日になりかける時間ですごくキレイだった。

2人で海を眺めてるとあーちゃんの携帯がなった。電話の相手は初めてあーちゃんに出会った時にいたヒロだった。あーちゃんはヒロだったので電話に出ていろんなお話しをしていた。私が電話してるあーちゃんの顔を大人しく眺めてるとヒロとお話しをしながら抱きついてきてちゅうをしてきた。私はあーちゃんを困らせるためあーちゃんがヒロと話せないようにちゅうをやめなかった。するとあーちゃんは笑いながら頑張ってヒロとお話ししてて、たまに「うん」など簡単な返事しかできないあーちゃんが可愛いし楽しくてあーちゃんが電話を切るまでちゅうをやめなかった。その後私も電話がかかってきてちゅうの仕返しをされた。

電話も終わり崖の先端で私達は定番のようにタイタニックのまねをして遊んだ。この岬からはこの前行ったグリンパークが遠くに見えた。するとグリンパークまで行ってみようということになって私達は山道を歩き出した。すると願いが叶う海の看板が見えてきてそこにも寄ることにした。この山にはなぜか野良猫が多く、その内の1匹が私達の後をずっと着いてきた。なんだか可愛いねと言いながら何度も後ろを振り向いて着いて来てるか確認しながら歩いていった。猫は結局願いが叶う海まで着いてきた。


この海は願いが叶うらしく鐘などもあって、鐘を鳴らしたあとお願い事をした。


あーちゃんとずっとずっと一緒にいれますように。

あーちゃんとずっとラブラブでいれますように。


私から選んだ道だけど、その願いは叶わなかったね。

あの時は本気であーちゃんとこのままずっと幸せでいれると思ったんだ。

あんなにすごく強く願ったのにな。

あーちゃんはあの時何を願ったんだろう・・・

聞いておけばよかった。


お願いをした後また山道を歩き出しグリーンパークに向かった。

日が沈む前にグリーンパークに着いた。

また鬼ごっこをしたりして遊んでるとすっかり日も落ちてきて野外音楽ドームから音楽が聞こえてきた。私達はドームのほうに行ってベンチに座り音楽を聞きながら星を眺めてた。

お腹が空いたねという話しになり山を降りてこの前の海に着いた。この海の近くに昔あーちゃんが行ったことがあるレストランがあるらしくそこにご飯を食べに行こうと言われレストランに向かった。海の近くで眺めのすごくいいレストラン。着くと何だかドレスアップした人達がたくさんいて、レストランのスタッフに入れるか尋ねると今日は貸切です。と言われ2人はすごく落ち込んだ。

結局はタクシーに乗り込みいつものように日和に行った。

日和大好きだしあーちゃんと一緒だから私はうれしかった。


ご飯を食べ終わり部屋に戻った。

あーちゃんはコンビにに行ってくるといい出て行った。

5分ぐらいして戻ってきたあーちゃんは


『今1階で関係者とばったり会って、何してるんですか?って聞かれちゃったよー』


と言ってた。なんて答えたんだろう・・・

あーちゃんはいつものようにドリンクとヨーグルトを買ってきた。あと今日帰る予定だったのでもう入浴剤がなかったからと言って、入浴剤を2個。そう、私は2日後に帰ることになった。だから今日と明日の分。


今日は奥さんの方の携帯の姿を1度もみてない。10:00過ぎてもマナーモードの音は聞こえてこなかった。自分の部屋に置いてきたのかな?今日も奥さんに電話をかけにいく様子はなくずっと一緒にいてくれた。


ねぇあーちゃん。なんで2日間ずっと一緒にいてくれたの?奥さんにはなんていったの?

うれしいけど私が何だか心配だよ・・・


ねぇあーちゃん。今日もあーちゃんといろんなとこに行けてすごく楽しくてうれしくて幸せだったよ。

なんで幸せはずっとは続かないのかな・・・

あの頃の幸せがずっとずっと続いてほしいと何度願ったかな?

あの頃に戻りたいって何度思ったかな?

あの頃のまま時間が止まってほしいって何度思ったかな?


私はついに明日福岡に帰る。

なんだかあーちゃんと離れたくなくて起きてから見送るまでの間ずっとひっついてた。

寂しいよーなんて言いながら。

いってらっしゃいのちゅうはいつもより少し長くしてもらってバイバイした。


今日は雨。

あーちゃんから今日は室内練習だよと連絡がきた。場所を教えてもらい私は10::00に着くように出発した。室内練習所は2階から見れるようになってて、あーちゃんは仰向けでするストレッチをしながら私を見てサインを送ってきたりしてた。

少しして

「サインわかった?れなちゃん可愛いね」

とメールが入ってきた。


私は喉が渇き外にある自販機にドリンクを買いに行った。

室内に戻ろうとしたら入り口のとこにあーちゃんが記者やファンに囲まれてる姿が見えた。あーちゃんも私に気づいたみたいで目が合い私はみんなに分からないようにニコッと笑ってあーちゃんの横を通って二階に上がった。

二階には休憩室があり私はそこに座り少し休憩をしてた。

少ししてあーちゃんから

「どこにいるの?今室内にいるよー」

と入ってきた。

あーちゃんは私の姿が見えないといつも心配してくれた。いつも移動するたびにどこどこへ移動するよーと連絡をくれた。そんなあーちゃんも大好きだった。


今日は終わるのがすごく早くて1:00には

「今からジム行って帰るね」

と連絡がきた。今日はどこも行かず、ホテルに帰ることにした。昨日あーちゃんより遅く帰ったのを後悔したから・・・だって早く帰ってたら少しだけど一緒にいる時間が増えたてのに・・・


あーちゃんは今までの中で1番早く帰ってきた。

どこかに行こうと言われバッティングセンターに行った。

あーちゃんがバットを振る姿を見るのは今日で2回目。

1回目は、この前練習を見に行っててあーちゃんの休憩中電話でお話ししてて私があーちゃんがボール打つ姿とか見てみたいなーとふざけて言ったら、今からブルペン裏においでと言われ行くと誰かにボールを投げてもらってあーちゃんが打ってくれてた。


でも今日目の前であーちゃんの打つ姿を見れて感動。

あーちゃんはほとんど全部のボールに当たってて私は何でそんなに上手と?と言いながらかっこいいー感動と叫んでた。あーちゃんは左打ちなどもしてくれた。

次はれなの番と言われバットを渡された。

私は生まれて初めてのバッティング。

ボールが早くて全然見えないけど適当にバットを振ってたら何度かちゃんと当たりボールが飛んでいって私はますます感動。あーちゃんもうまいと誉めてくれた。調子にのり続けてたらだんだん当たらなくなりあーちゃんに打ち方を教えてもらった。そしたらまた打てるようになってきた。

久しぶりにいい汗をかいた。

また交代であーちゃんの番。

バッティングセンターの中央の上の方にホームランと書いてある看板があり、あそこにボールが当たると音楽が流れてくるんだよと教えてもらった。


『レナもその音楽聞いてみたいー』


『じゃあ俺がもし音楽鳴らしたらどうする?』


『なんでも言うこときく』


『言ったね。じゃもし当てたら帰るの延期して?』


少しうれしかったし当たるわけがないと思い


『いいよー』


と返事した。当たるはずないと思いつつも当たれーと心の中で叫んでた。

本気モードのあーちゃんは何度も看板のぎりぎりのとこにボールを飛ばした。

でも結局は1度も当たらなかった。

残念だったねーと言うといきなり足元に落ちてたボールを看板めがけて投げた。

結局当たらず、私はズルイといい止めた。でも私から逃げながらまた投げた。

すると急に大きな音で音楽が流れ始めた。さっきのボールが当たったらしい。

私はビックリした。あーちゃんはすごい笑顔で喜んでやったー。まだいてくれるんだよねー。とはしゃいでた。そんなあーちゃんが可愛くてついつい分かったと答えた。

結構看板遠いとこにあるのに投げても当たるんだ。

私ももう1回音楽が聞きたくて投げてみた。

私の投げたボールは当たるどころかまったく届かなかった。

何度投げても同じであーちゃんにコツを教えてもらったけどまったくだめだった。


諦めホテルに帰ることにした。帰りあーちゃんはすごく喜んでた。私もうれしかった。帰りはタクシーを使わず歩いて帰ることにした。もう夜だし裏道だし手をつなぎくっついて帰った。


ホテルに着いてあーちゃんがフロントに宿泊をのばせるか聞きに行った。

するとちょうど土・日で私は明日帰ると伝えてたから満室らしくあーちゃんが困った顔で帰ってきた。

他のホテルに後で聞いてみるとあーちゃんがいいご飯をとりあえず食べ行くことにした。

今日もお気に入りの日和に行った。

いつものようにオレンジジュースで乾杯。

最近体にいいというオレンジジュースも毎日飲んで毎朝早起きして腹筋も毎日して2人の約束の禁煙もちゃんと続いてて健康な生活を送ってるなー。

今日のご飯の時間はアスパラの話で盛り上がった。

ご飯にアスパラがあって食べてるとあーちゃんがニコニコしながら


『知ってる?アスパラって植えたら1日でここまで伸びるんだよ』


と言い出し、私は絶対に有り得ないって言うのに自信満々で言い張るからお互い友達に電話して確認することにした。結果お互いの友達にも有り得ないと言われあーちゃんはショックを受けてた。


あーちゃんの携帯はいつもマナーモードでポケットの中に入れてある。たまにマナーモードの音が聞こえてきて私にごめんねって言ってるような顔をしてこそっと携帯を見たりメールを返したりしてる。

今日もご飯を食べてる時テーブルで私から携帯が見えないように足元でメールを返してた。

こそこそされるとなんだか逆に悲しかった。


ご飯も食べ終わり部屋に戻るとあーちゃんが写メを撮ろうと言い出し私達はたくさん一緒に写真を撮った。あーちゃんの携帯でもたくさん撮ってて待ち受けにすると言ってた。あーちゃんが化粧を今までしたことないと言い出しあーちゃんに化粧をしてあげることになった。私とまったく同じメイクに仕上げた。

あーちゃんは可愛かった。ちょっとファンでが白く感じたけど似合っててあーちゃんは笑ってた。

化粧した顔でもたくさん写真を撮った。

あーちゃんは自分の携帯を私に預けたまま写真を撮り終わるとテレビを見始めた。

この私が知ってる携帯は奥さんが存在を知らない携帯で、私と知り合う前から持ってると言うことはこの携帯の中には私みたいな女の子のアドレスがたくさん入ってるんだと思う。

今あーちゃんはこの携帯を私に渡したままで中を見ようとしたら見れる状況で見たいと思ったけど、あーちゃんが私に渡せると言うことは気にするようなことがないと言うこと。と思うことにして携帯をテーブルの上に置いた。


10:00過ぎて今日もあーちゃんの携帯がなった。でも今日は自分の部屋に戻ることはなかった。ずっと一緒にいてくれた。どうしたんだろう?気になったけど素直に喜ぶことにした。


2人でテレビを見てると部屋の電話がなった。

フロントからで明日からもこの503号室を使っていいという連絡だった。

あーちゃんと私はよかったと喜んだ。


実は明日あーちゃん練習お休みらしく朝から選手達でゴルフに行かないといけないらしい。

昼には終わるからデートしようねと言われた。

すごく楽しみ。またあーちゃんと宮崎でデートできるなんて思ってもみなかったからすごくうれしくてあーちゃんに抱きついた。ありがとう。


今思えばこの宮崎にいる時が私にとって1番幸せな時だったんだろうな・・・

毎日一緒にいれて、周りの目を気にしなくてもいい場所もあってホテル周辺から少し離れたとこだったら普通に手をつないで歩けるし、あーちゃんはすごく優しいしたくさん愛を送ってくれてたし、奥さんの存在もそこまできつくは感じてなかったし。。。

ずっとずっとあの頃が続いてくれてたら幸せでいれたかな?こんなに苦しい思いはしなくてすんだかな?

ずっと笑っていれたかな?



昨日は寝る前2人じゃれあってて寝るのが遅くなり起きたのが6:30前。

いつもはいちゃいちゃしながら見送るけど今日はばたばた見送った。

私の部屋の窓からはあーちゃんのホテルが目の前に見える。

私は間に合ったか心配で窓から外を覗いた。

何人か他の選手がもう散歩をしていた。

少ししてあーちゃんが散歩してる姿が見えてきて安心した。


いつものようにお風呂入って上がったらあーちゃんから間に合ったよとメールが来てた。

明日はちゃんと寝坊しないようにしなきゃ。


あーちゃんは毎朝ホテルでコブクロの「さくら」を聞いてた。

いまでもさくらを聞くたびあの頃の楽しかった時のことを思い出して苦しいよ。。。


いつものように10:00前にグランドに着いた。

今日はいつもよりあーちゃんに近い席に座った。

あーちゃんが目の前で練習している。

あーちゃんもすぐに私に気づきサインを送ってきてくれた。

あーちゃんはみんなにばれないようにいつも少しはにかみながら目線をそらしてサインを送ってくる。

はにかんだ顔もすごく可愛い。


毎日練習見に来てると毎日きてて良く見る観客の顔も覚えてきた。

ここに練習を見に来てる女の子はみんな友達などと来てて、私は毎日1人で見てて今思えばなんでいつも1人なんだろうと思われてたかもしれない・・・でも、あーちゃんがいるから1人という気もしなかったし、寂しくもなかった。


練習がいつもより早く終わり私はまた1人でぶらぶらしに出かけた。

いつも通り4時頃あーちゃんが終わると思ったら今日は終わるのが早く先にあーちゃんが帰ってた。


夜になり今日も日和に行った。日和は全部個室になってて、

私達の部屋503号室と日和は誰の目も気にせずラブラブできる場所。

この世界に私とあーちゃんが誰の目も気にすることなくラブラブできる場所はいくつあるんだろう・・・


ご飯を食べ終わり部屋に戻るとき他の宿泊者とすれ違った。

あとからあーちゃんがさっきの人野球の関係者だと言ってた。

そんな堂々としてていいの?


部屋で野球ボールで遊んだりしてたら10:30になってた。

今日はあーちゃんの携帯のマナーモードがならない。

たぶん今日は奥さんの方の携帯持ってきてないみたい・・・

11:00前あーちゃんは自分の部屋に戻っていった。

私ももう慣れたのか、仕方ないと思ってるのか普通に見送った。

いちお早く戻ってきてねと伝えた。


あーちゃんが戻ってくるといつものように一緒にお風呂に入り、上がって腹筋をして寝る。

今当たり前みたいに過ごしてるこんな日々も後少し。

私の右側で優しく頭をなでてくれる大きな手も、私にサインを送ってくれるあーちゃんも、あーちゃんの左胸で眠る夜も、あーちゃんと遊びながら入るお風呂も全部あと少し・・・


あーちゃんがキャンプ終わるまで私も一緒にいれたらな・・・なんて思いながら眠りにつく。


朝の6:00起きもだいぶ慣れてきたけどやっぱりきつい。

いつも私が目覚ましを止めてあーちゃんを起こす。

あーちゃんは目が覚めるといつも1番にぎゅっと抱きしめてくれた。


6:15あーちゃんは自分のホテルに戻る。

私の部屋を出るときいつもドアのとこまで私は着いていってあーちゃんは


『いってきます。また後でね』


と言って行ってきますのちゅうをしてバイバイする。ちょっと新婚さんみたい。なんて思ったりして(笑)


たまにふざけて


『行ったらヤダ』


なんて言ってみる(笑)

今日も見送ったあとお風呂に入り目を覚まして化粧を始めた。

あーちゃんはいつもホテルを9:00過ぎ頃出発する。

その間メールのやりとりを何度かする。

9:00前には電話が毎回かかってきて少しお話していってきます。と言われ電話を切る。

今日も10:00前には着くように部屋を出た。

また掃除のおばちゃんに会ってお話しをしていってきます。と言ってばいばいした。


昨日と同じ練習をしていた。

練習してるあーちゃんを見てる時間は楽しかった。いろんなあーちゃんを見ることができる。

昨日と同じくらいの時間にあーちゃんはまたいなくなってメールがきて今からサブグランドに行くと言われた。私も隣のグランドに歩いて行ってると前にあーちゃんの歩いてる姿が目に入ってきた。私は追いつかないようにゆっくり歩いて移動した。


ピッチャーの人達だけがいるサブグランド。昨日あんな話をあーちゃんから聞いたから入りずらい・・・

観客が少し増えてから入った。

あーちゃんは今日もサインをたくさん送ってくれた。


まじめに練習してるとおもったらたまに選手どうし楽しそうにふざけあってる姿など見てて本当に私は幸せな気持ちになった。


昨日と同じ頃あーちゃんから今日の練習終わりと連絡が来て、昨日と同じぐらいの時間に部屋にくるねと言われた。私は今日はそれまで散歩しようと思いタクシーの運転手さんにいいとこないか聞いて連れて行ってもらった。私は普段1人で行動するのは苦手で1人でいることなどほとんどなかっったけどあーちゃんと宮崎にきて1人で行動することに少し慣れた。


実は私はゆうちゃんと一緒に今年の5月から夜のお仕事をしてた。

理由はお金を貯めて自分達のお店を出したいため。(飲み屋ではないですよ)

それであーちゃんと宮崎来る前今年の12月半ばに店を出すことが決まって宮崎から帰ったら夜の仕事も辞めてオープン準備をしないといけなくて、今さきにゆうちゃんが少し準備をしてくれてた。

今日もゆうちゃんと電話で話したり業者さんに電話したりと準備を少しした。

もうそろそろ帰らなきゃ・・・


あーちゃんが私の部屋に帰ってきて、もうそろそろ帰ると話した。すると嫌だと言われたけど私も仕事だから仕方ないと言われこのホテルをチェックインした時とりあえず1週間と伝えてたから12日に帰ることにした。


あーちゃんはいつも私の部屋に来るときホテルの人にいつまで部屋おとりしますか?など聞かれてたらしく明日12日に帰ると伝えとくねと言われた。


今日も日和にご飯を食べに行って部屋に戻りテレビを見たりしてるとあーちゃんの携帯がなった。

いつもより早い時間に。でもやっぱり出る気配はない。私は


『出ないの?出ていいよ。奥さんじゃないと?私少し部屋でとくから』


というと


『ごめんね。』


と言ってあーちゃんは廊下に出て行った。

5分ぐらいで戻ってきた。

私はなにもなかったかのように普通に接した。

10:00あーちゃんは今日も自分の部屋に1回戻った。

すぐ戻るねと言ってちゅうをして出て行った。 

奥さんに電話するため・・・


あーちゃんが戻ってきて今日はどの入浴剤を入れるか話し合ってお風呂に入った。

私は頭のマッサージが得意でお風呂で毎日あーちゃんの頭のマッサージをした。

あーちゃんはねこっ毛だからハゲませんようにーなんて言いながら。


今日も寝る前腹筋をして眠った。

私はいつもあーちゃんの左胸を枕にして眠った。

本当に居心地がいい。

いつまでもこうやってあーちゃんと眠れたらいいのに・・・



今日は6:15にあーちゃんとバイバイしたあとお風呂で半身欲をして化粧をして着替えて10:00前にはグランドに着くようにホテルを出た。

今日部屋を出るとき掃除のおばちゃんに会って部屋を掃除していいか聞かれ、お願いしたら今からどこに行くのか聞かれたので野球のキャンプを見に行くと伝えた。


グランドに着いたのは10:00前。

グランドにはもう選手達がいてランニングをしてた。私は少し後ろの方の席に座りあーちゃんを探した。

あーちゃんはすぐにわかった。

ランニングが終わりストレッチ。見てると私も体を動かしたくなってきた。

ストレッチなどが終わりあーちゃんの姿が消えた。


少ししてあーちゃんからメールが来た。


「今グランドの隣の休憩するとこにいるよ。今からさっきいたグランドの隣のサブグランドに移動するからきてね。」


私は返事をしてサブグランドに移動した。

サブグランドは選手達が練習してるすぐ近くに見るとこがあって、フェンスも何もなく、しかもこのグランドはピッチャーの人たちしか練習してないみたいで観客が少ししかいなくてはずかしくてなかなか行けなかった。少しして勇気を出して少し離れた席の方に座ろうと思いグランドに入って行った。

するとあーちゃんと目が合ってサインを出された。

私もドキドキしながらサインを返した。

あーちゃんの野球してる姿を見てるとすごく楽しそうにしてて私まで楽しい気持ちになれた。

練習中何度か目が合ったりサインを送ってくれたりした。

昼過ぎてあーちゃん達はグランドから出て行った。

それと同時に何人かの観客が追いかけていきサインなどを頼まれてた。

前あーちゃんに聞いた話なんだけどあーちゃんはエースと呼ばれてるらしい。

私はエースの意味がよく分からず聞いてたけど実はあーちゃんは結構すごい人らしくて有名らしい。

さっき練習見てる時隣にいた人達もあーちゃんの話をしてて誉めていた。


あーちゃん達がグランドからいなくなって私はそのままボート座ってたらあーちゃんから電話がかかってきた


『今どこにいるの?サインわかった?』


『まだサブグランドにいるよ。サイン分かったよ。1人で笑いそうだったよ』


『何回もサイン送ったやろ(笑)今ね昼ご飯の時間で休憩室にいるんだけどダッシュで食べてすぐさっきのとこに戻るから待ってて』


『はーい』


少ししてファンの子達を引き連れてあーちゃんは1人戻ってきた。

グランドにあるベンチのとこに行って私だけに見えるようにサインを送ってきたりして、私は周りの人たちにばれないかドキドキしながらサインを返した。

少しして他の選手達も戻ってきた。


今度は短距離をみんな走ってタイムをはかってた。

こんな練習もあるんだ・・・私が短距離走勝てるはずがないと改めて思った。


2:00過ぎあーちゃんは1人どこかに消えていった。

すると電話がかかってきて


『今日の練習終了。今からジム行って帰るよ。先にホテル戻ってて?』


『はーい』


私は野手の人達の練習も見てみようと思いグランドに行った。

野手の人達の練習はピッチャーの人達の練習とは全然違った。

よく考えると当たり前でよね・・・


私は一時してホテルに帰った。

4:00過ぎあーちゃんから終わったと連絡があって私の部屋に帰ってきた。


あーちゃんに会って今日の練習を見に行った感想と、かっこよかった事を伝えると喜んでた。

あーちゃんがファンの人達にすごいかこまれてたから、


『あーちゃん人気者だねー。レナもまぎれてサインしてください。って言いに行ってみようと思ったんだー』


ってふざけて言ったら。


『くればよかったのに』


と言って笑ってた。

実は今日サブグランドに私が入ってすぐあーちゃんと目が合ってあーちゃんがサインを送ってきて私がサインを返したのを他のピッチャーの人達に見られてたらしく、私があーちゃんと宮崎に一緒に来たことピッチャー全員にばれたらしい・・・というか聞かれて連れてきたと暴露したらしい。

ピッチャーの人達の中には初めてあーちゃんに会った日にいたつっちーもいて、つっちーはレナだってすぐに気づいたらしい・・・

私は宮崎にいそうにない顔らしく、しかも若い女の子が1人で見に来てて絶対に誰かが連れてきてるとみんなが練習中話してたらしく、あーちゃんは知らない顔して聞いてたらしい。でもサインを送りあってるのを見られてあーちゃんだってばれたといってた。

私はそれを聞いて明日から見にいけないー。と言うと、大丈夫だって。ちゃんと来てね。と言われた。


あーちゃんはみんなに私のことをなんて言ったんだろう。

奥さんいるから彼女じゃないし、最近遊んでる子?最近のお気に入りの子?愛人?

どうせバカな子だとみんな思ってるんだろう・・・

本当に明日から気まずい・・・


前あーちゃんから聞いた話なんだけど、つっちーは出会った日私の事を気に入ってたらしくカラオケで私の隣の席をあーちゃんが取ったからずるいっすよーなんて言われてたらしい。

つっちーにも会いずらい・・・


私がいろいろ考えて落ち込んでるとあーちゃんが


『朝から練習中選手の間でレナの話しで盛り上がってたんだよ。可愛い子がいるって』


なんて言われて私は誉められたりするのが苦手だからよけい落ち込んだフリをした。


はー・・・私本当馬鹿だよね。こんなとこまで着いてきて、しかもばれてるし・・・


夜になり私達はまた日和に行った。

ここのご飯は美味しい。お気に入りで毎回頼むメニューもある。

今日もお腹いっぱい食べた。毎日来てるから店員さんとも仲良くなった。


部屋に戻りあーちゃんが今日盗んできた野球ボールでキャッチボールをした。

投げ方とか教えてもらってまねして投げた。

あっという間に10:00頃になり何度かあーちゃんの携帯がなってた。

たぶん奥さんだろう。あーちゃんはまた1回自分の部屋に戻り少しして電話がかかってきた。


『今コンビになんだけど何かいる?』


私の部屋に戻ってきたあーちゃんはまたパンパンの袋を手に戻ってきた。

今日は5種類の入浴剤も買ってきてた。


『今日はどれを入れる?』


私の機嫌をとるかのように。

奥さんと話しに戻ったんだよねーと考え落ち込んでた私はあーちゃんの作戦にひっかかってすぐ機嫌がなおった。本当単純(笑)


今日はお風呂上がって前約束してた腹筋をした。

あーちゃんにいろんな腹筋のやり方を教えてもらった。

スパルタだったけど楽しく2人で腹筋をした。


ねぇあーちゃん。毎日奥さんと電話で何をお話ししてるの?

ねぇあーちゃん。私はあーちゃんのなに?


今日はいつも道り6:00に起きてあーちゃんは1度自分のホテルに戻った。
9:00あーちゃんが迎えに来てくれてホテルにタクシーを呼んでもらいご飯を食べに行った。
選手や関係者がいないようなとこに行きたくて少し遠くまで行った。
ご飯を食べ終わって、少し散歩することになった。
あーちゃんは前も何度か宮崎にキャンプできてるから詳しくて懐かしいと言っていた。
あーちゃんがきれいという海まで私達は歩いた。
この海はすごくキレイな海で有名らしく本当にビックリするくらいキラキラしてた。
砂浜に座って宮崎での思い出話しなどを聞きながら写真を撮ったりしてた。
『ねぇあーちゃん。50m走ここでしよ?』
私は本当になんでかあーちゃんに負ける気がしなくてやる気だった。
砂浜に線を書いて準備をした。
『絶対勝つ』
『いやいや、れなちゃんに負けるわけない』
『よーい   ドン』
先にゴールしたのはあーちゃん。
あれー??
もう1回した。
やっぱりすごい差であーちゃんの勝ち。
何度しても、私が前の方からスタートしてもあーちゃんの勝ちだった。
『じゃあ俺後ろ向きで走るね』
なんて、馬鹿にしたように言ってきた。
『後ろ向きじゃれなが勝つにきまってるよー』
あーちゃんは後ろ向きというハンデで競争した。
それでも私は負けた。
私は本当に女の子の中では短距離は早い方ですごく得意だったのにどうしても勝つことができなかった。
今思えば私が勝つわけないか・・・(笑)
何度しても勝てないからいじけて
『疲れたー。今日は終了』
なんて言ってみたりして休憩した。
少しして海を離れて散歩することにした。
もちろん今日はどこに行く時も何をしてる時も手はずっとつないでた。
気にする人目もない。すごく開放感で幸せ。
少し歩くとグリーンパークという看板が見えてきた。
『ここにいってみる?』
『うん。行ってみる』
私達は結構近くにあると思い込んでて山道を歩き始めた。
木と木の間から見えるさっきまでいた海はすごくキレイだった。
どのくらい歩いたかな?なかなか着かない。引き戻す?って話しにもなったけどここまで来てもしあと少しで着いてたとかだと悔しいよねってことで頑張って歩いた。
たぶん40分程歩いたらグリーンパークに着いた。
そこは広い芝生の公園で海が見渡せる展望台や野外音楽ドームがあった。
私達はドリンクを買って展望台に行き海を見た。
何?ここ?めちゃキレイ。
ベンチに座って海を眺めながら休憩した。
頑張って登ったから空気も美味しい気がした。
『かくれんぼしない?』
私達はこの広い公園で交代に鬼になりかくれんぼをした。
2人とも夢中で探したり必死にかくれたりしてた。
かくれんぼなんて何年ぶりなんだろ・・・
すごく楽しかった。最後のほうはかくれんぼというよりは追いかけごっこだった。
2人とも疲れて野外音楽ドームのステージに座った。
空を見ると1番星が出てた。
キレイ。
このステージは小さなコンサートができるようなとこで声がすごく響いた。
私達は叫んでみたり歌ってみたりして遊んでた。気がつけばだんだんと空が暗くなってきて星がたくさん見えてきた。星を眺めてるとギターと歌声が聞こえてきた。
その歌は有名なうたばかりであーちゃんも一緒に口ずさんでた。
あーちゃんの歌声とたくさんの星。すごくいい気分だった。
今は11月。日が落ちると少し肌寒くなってきた。あーちゃんが上着を貸してくれたけど断った。
あーちゃんが風邪引いて野球できなかったら困る。
私達は帰ることにした。さっき歩いてきた道は街灯もなく真っ暗。たまに車が通る道で真っ暗の中私達がひかれないようにってあーちゃんが携帯のカメラのライトをつけてくれて歩いた。
本当まっくらでお化けとかでそうだった。
『お化けー』
って叫んで脅かし合いながら歩いた。行きはすごく遠く感じたのに帰りはすごく早かった。
海に戻りタクシーを呼んで私達はホテルに戻り昨日とおなじ日和にご飯を食べに行った。
部屋に戻りお風呂に入浴剤を入れお湯をためた。
宮崎に来てから毎日一緒にお風呂に入る。
お風呂から上がりゆっくりしてるとあーちゃんの携帯がなってた。いつもマナーモードの携帯。
ずっとなってたけど出なかった。少ししてあーちゃんは携帯を見てた。
また少しして何度かあーちゃんの携帯がなった。
また出なかった。少しして
『少し部屋に戻るね』
と言われあーちゃんは出ていった。
たぶん奥さんからの電話だったと思う。
いつも夜1度自分の部屋に戻るのは奥さんに電話するためだったと思う。
分かってたからいつもなんで戻るのか聞けなかった。
あーちゃんは今日は結構早く戻ってきた。
奥さんいるの知ってってそれでもあーちゃんが好きなんだから割り切るしかない。。。
でもやっぱり簡単にそんなことできなくて苦しかった。
私はこの前あーちゃんに好きと言われた。すごくうれしかった。でもその日は私はあーちゃんに好きって一言がどうしても言えなかった。怖かった。私が好きって言ってしまったらこの先どうなるのか怖かった。
ねぇあーちゃん。本当は私のことどう思ってるの?
好きな気持ちは本当?
でも、あーちゃんは奥さんがいるんだよね。
じゃあ私は何?
心の中がよめたらいいのに・・・
でもそれを知ってしまったらすごく傷つくかもね・・・
あーちゃんに私は馬鹿でお手軽な女だと思われてるだろう・・・
いろいろあって昔より慎重になったつもりだったけど
私は本来そーゆー女なんだろう・・・
結局なにもかわってない
きっとあーちゃんの周りには私みたいなバカな女がたくさんいて、私はその中の1人にすぎないんだろう・・・
初めは割り切ろう。なんて思ってたけど、今はだんだん私だけのあーちゃんになって欲しいと思う。
なんて欲深い女なんだろう・・・