こんばんは。

 

最近体調が良くなくブログお休みしたりしていました。真顔ごめんなさい。

 

また学会でのことについて、私の感想を書いていきたいと思います。スター

 

今回の学会、患者さんも出席ができて当事者の気持ちを中心に

意見交換?みたいなものをやっていたのですが、

所謂患者会に、医療従事者も参加みたいな形でした。

 

私は1型糖尿病になってから3年になりますが、

患者会に参加したことがありませんでした。

理由としては、

「糖尿病を持ちながら立派に生きている人を目の当たりにした時に、

私は管理栄養士なのに、一般の患者さんと比べて何もできていないな」

と感じることが嫌だったからです。

 

もちろんそんなことは参加してみない限り分からないのですが、

なんとなくそんな風に思うような気がして、

患者会の参加へは幾度となく主治医などに勧められてきましたが

参加するに至ったことはありませんでした。

 

そして今回の学会は、患者会みたいなもので

糖尿病を持つ当事者が参加していました。

患者会参加への第一歩として、主治医に勧められ

いい機会だし行ってみようかなと今回参加に至りました。

 

学会では、糖尿病を持ちながら糖尿病専門医として働き、

患者さんに貢献をしている医師の紹介がありました。

 

私がSNSなどで認知している医師の数よりもずっと多かったです。

 

こんなにもたくさんの医師が糖尿病を持ちながら

頑張ってくれているんだと思い、とにかく尊敬の念が大きかったです。

 

同時に劣等感を抱くことは避けられなかったです。

 

また、患者さんの発表では

「自分は1型糖尿病を持ってよかったと思っています。

 もちろん、ならなければずっといいかもしれないけれど、

 1型糖尿病なしでの人生は今思うと考えられません。

 多くの人との出会いがありました」

 

と語る場面があり、

 

ああ、私はまだそう思えるまでに至っていないな。

となんだかとても悲しくなりました。

 

こんなにも、糖尿病と向き合い乗り越え、

自分のものとして受容している人たちがたくさんいて、

私は今の私に対して不幸だと思う気持ちが

より大きくなってしまったかもしれません。

 

学会を振り返って、参加してみてよかったとは思いました。

発表者の過去の悲しかった出来事や共感できる部分も多かったです。

同時に、自分はどうかなと向き合い考えさせられることが多く、

私は私を認めることができていないことに気付き、

今日この場にいる人たちとは違うんだとなんだか壁を感じることになりました。

 

今はそんな気持ちです。

これがまた数年したら変わるのかな、と思っていますが

1型糖尿病と上手に付き合える日がいつか来るといいなと思います。