口にした
もう一つの名前
"連"
誰かから
その名前で呼ばれるのは
もうないと思ってた
きっと…
うっかり、
だったんだって
思う
それで気が付いた
心の中に
頭の中に
記憶の中に
あいつが
生き続けているから
"うっかり"
出たんだろうなって
何でか分からない
ただ単に
何も考えず
なのかもしれない
"俺"じゃなく
"あいつ"の名に
もう一つの
自分の名前に
嫉妬したのかもしれない
寂しかったのかも
しれない
分からない
でも
その名前に
答えようと思って
なに?って返したら
俺を真っ直ぐみて
固まってた
返事がくると
思ってなかった?
…そうだよな
あいつでもないのに
記憶すら
もっていないのに
ただ 傷つけただけ
無責任な行動が
傷つけることくらい
少し考えれば
分かるのに
"ごめん"って
寂しそうに笑って
初めて
本音ぶつけてきた
"答んなっての、
重なってみえたし
…正直 寂しい
見た目も
時々する仕草も
声も
一緒なのに、
中身は違う奴とか
…残酷すぎるって
確かに
俺の前にいんのに
もう
"あいつ"
とは会えないんだな
お前のことも
好きだけど
あいつも
同じくらい
好きだったから
忘れんのは無理
つれぇし"
なんて
返したらいいのか
分からなかった
他にも
同じように
想ってる人が
いるのかな
信じた道を選んでも
誰かの
悲しみに繋がってる
選ばない
という道があれば
それは
きっと
逃げてるだけなんだろう
fine,