春休み終盤の平日花



小6、小2の子供たちを連れて国会議事堂へ行ってきました。




娘の中学受験の勉強の一助に、との夫企画です。




議員定数や衆議院の優越など暗記ものは得意な娘ですが、

時事や踏み込んだ思考問題にとても弱い悲しい

なぜなら興味がないから。分かるけどね…。







国会議事堂の参観や傍聴方法については
衆議院・参議院それぞれのHPに載っています


●衆議院



●参議院





この日はちょうど通常国会の会期中で

衆・参それぞれの本会議が行われる日でもありました。



会議時間を考慮して

このような見学スケジュールになりました気づき



ガーベラ8:30〜9:30     衆議院の国会参観

ガーベラ10:00〜10:15 参議院の傍聴






国会参観はいわゆる社会科見学ツアーで

衛視さん(国会議事堂の警備を行う方)が1時間かけて、丁寧に案内をしてくれました気づき





参加方法は簡単で、

当日、「衆議院参観通用門」内にある受付所で申し込めばOK🙆‍♀️





早く着きすぎたので

周りにある自民党本部や国会図書館を外から見学しました足


周辺はがらんとしてほとんど人がいないけれど

警察車両や警察官はたくさん。






衆議院側を外から見たところです。





大人だけ手荷物検査を受けて、いざ内部へ。






許可の出た場所のみカメラ撮影ができ、

レトロでとっても雰囲気のあった廊下や階段はNGでした。




写真はないですが

色々と面白い説明をしていただけました電球




・壁は沖縄で採れた珊瑚石灰岩。(化石付き)


・中庭にはかつて馬が水を飲むための池がある。

(今は新潟産の錦鯉が放されていて「泳ぐ宝石」と呼ばれているそう!)


・廊下にコンセントはなく、掃除機は真空のパイプにつないで掃除する。


・クーラーがなかった頃は氷で室内を冷やしていた。



などなど。





こちらは天皇の御休所。

開会式でいらした際にお使いになるそうです。


入り口は一つの大きな大理石をくり抜いたとな。







部屋の中も非常に豪華。


机がL字型なのは

かつて天皇が軍人だった時代に、軍帽を手前に置くためだったとか。







お隣は皇族室ですが、使われたことはほぼないそうです。







個人的に一番勉強になったのがこれ下差し


参議院と衆議院の間を仕切る木の柵が「埒(らち)」という名前で

「埒が開かない」の語源だそうです。


昔の名残で「貴族院」との刻印もありました。





床は大理石のモザイク。






中央広間。





正面扉は議員さんが初出勤する際に通り、

普段は閉まっているそう。


広間内には板垣退助さんたち3人の功労者の銅像が立っています。





四方の角には、四季ごとの油絵が施されていました。





天井と窓にはイギリス製のステンドグラスがはめ込まれ、

非常に荘厳です!







照明が上向きなことにも理由があるそうで…





天皇陛下の影を床にうつさない(踏まない)ためだとか。





続いて会議場の中へ。


テレビで見るやつだ〜目がハート






座ってゆっくり見学したり、記念写真を撮らせてもらえました。





ここでも天井にはステンドグラス。

夜でも昼と同じ明るさになるよう調整されるとか。






最後に、外にある道をぐるりと散策。

47都道府県から贈られた木が並んで植えてありました。






正面で記念撮影をして終了気づき




普段入る機会のない国会議事堂、発見がたくさんありとても面白かったです





衆議院を回り終わったあと、

せっかくなので参議院の本会議も傍聴することにしましたが、


長くなったので後編へ続きます。





お読みいただき、ありがとうございましたにっこり